メッセージ - 天の声に召し出されて(使徒26:19-23)
礼拝説教メッセージ音声:天の声に召し出されて(使徒26:19-23):右クリックで保存
韓国語通訳有
「天声教会」の名前の由来は、天からの声、すなわち、モーセやエリヤなどの偉大な人物でなく、怪しげな霊の声でもなく、神が唯一承認されたイエスキリストの声に従う教会という事で名付けられた。
パウロは、アグリッパ王の前で告白している。
「私は天からの示しに背きませんでした。」(26:19)
彼はかつて、パリサイ派という人間の組織に属し、モーセやエリヤに代表される律法と預言者を学んでいたが、ある時イエスによって、すなわち、天からの示しに召しだされ、悔い改めを伝える者として任命され、それに逆らわず忠実に歩んで来た。
召しだされた者達とは、人間の便宜のための組織から召し出されてキリストの肢体に組み込まれ、人間の誰かに支配される事から召しだされてイエスキリストに支配される者達の事である。
彼が伝えていた悔い改め(メタノイヤ)は、闇から光に、悪魔から神へと180度の方向転換する事で(18節)あり、またモーセや預言者が伝えてきた事はキリストは苦しみを受け、死人の中から最初によみがえって民にも異邦人にも光を継げ知らせる(23節)事である。
パウロが訴えられている理由はまさにそこで、イエスはキリストではないというユダヤ人達の見解によりパウロは訴えられているのである。
しかしイエスは確かに復活され、神から認証された救い主となり、パウロだけでなく私達にもその証人となるよう聖霊の証印つきで召しだして下さった。
世の終りまで共におられる主から力を頂き、誰もが「イエスが生きて共に働かれておられる」と認めるような皆さんでありますように。
イエス様の名前によって祝福します!