メッセージ - ローマの聖徒達一同へ(ローマ1:1-12)
礼拝説教メッセージ音声:ローマの聖徒達一同へ(ローマ1:1-12):右クリックで保存
韓国語通訳有
ローマ人への手紙は、パウロの3回目の伝道旅行中、コリント滞在中に書かれたと思われる。(ロマ15:22-26)
他の手紙と比べて特徴的なのは、ロマ書に限っては、パウロ自身が開拓したのではない教会に宛てて送られている事だ。
彼はローマに多くのユダヤ人達がいる事を知っており、同じユダヤ人のパウロとしてはユダヤ人こそ救われて欲しいと熱望しているため、罪と義について、肉と御霊について、選民と異邦人について等の論理的な説明が多い。
「ローマにいるすべての、神に愛されている者たち、聖なる召された者たちにこの手紙を書き送る。恵みと、そして平安とが、私たちの父なる神から、そして主イエス・キリストから、あなたがたに〔あるように〕。」(ローマ1:7)
パウロはローマの聖徒達とは会ったことが無かったにもかかわらずとても愛し、長年ローマに行きたいと願っていたのに、ずっと妨げられ(1:10)、イスパニアへ行くついでにローマの聖徒達に会うつもりであった。(15:22-26)
彼はその後捕縛され、何年もの後にローマに護送される形でローマ入りするなどとは、夢にも思っていなかっただろう。
結局、そのような形でローマ入りする事になった時、ローマの聖徒達はパウロの顔を見た事が無かったにもかかわらず、彼を出迎えるためにわざわざ60kmほどの道のりを出て来た。
捕縛され護送されて、という形はあまり望ましくなかったかもしれないが、この「初対面」の喜びは、パウロにも聖徒達にもひとしおだっただろう。
私達も、顔を合わせたことが一度も無い兄弟姉妹であっても、心から思いやって、贈り物を贈ったり親しい交わりが成立する事は、既に経験している事である。
詳細は音声メッセージで。。。
今日も皆さんにとって良き一日でありますように。
主イエス・キリストの名前によって祝福します!