メッセージ - 神に御栄え(ローマ16:21-27)
礼拝説教メッセージ音声:神に御栄え(ローマ16:21-27):右クリックで保存
韓国語通訳有
いよいよ今回でローマ人への手紙は終りだが、手紙を閉じようとして、パウロは何度か祝祷をしている。
実は24節として、もう一つの祝祷を挿入する異本もある。
聖徒を祝福する事は何度しても、いや、やればやるほど、祝福されるものである。
パウロは今度は、彼の周りにいる人たちから、ローマの人たちによろしく、と言っている。(21-23節)
彼の周りにはテモテを筆頭に、コリントの監査役エラスト、パウロが宿泊していた家主のガイオのほか、色々な地方の出身者がいた。
その事から、パウロがコリントで手紙を書いた時点で、彼は色々な国のメンバーから成る宣教チームと共にいた事が分かる。
パウロは宣教を一人でしていたのではなく、色々な賜物を持ったメンバーと共に行っていたのだ。
さて、25から27節で一つの長い祝祷となっている。
パウロは10,11章において、イスラエルの選びと異邦人の救いのご計画を説明し、その最後に
「ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう。」(ローマ11:33)
と言って、神のその遠大なご計画を称えた。
それと同じように、この手紙の最後も、神の深遠な知恵と力を称えつつ、手紙を閉じている。
パウロは、聖徒達を何度も祝福し、「よろしく」を交換し、最後の最後に神に栄光を捧げた。
彼のように、聖徒達を祝福し、聖徒達と「よろしく」を交換し、そして神に栄光を捧げる皆さんでありますように。