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メッセージ - 死の苦しみの向こう側(2コリント1:8-11)

死の苦しみの向こう側(2コリント1:8-11)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(新約) » 2コリント人への手紙
執筆 : 
pastor 2012-1-25 22:43

礼拝説教メッセージ音声:死の苦しみの向こう側(2コリント1:8-11):右クリックで保存
韓国語通訳有

「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしと福音とのためにいのちを失う者はそれを救うのです。」(マルコ8:35)

この御言葉は、自分を省みず福音のために滅私奉公せよ、という意味ではありません。
ここで使われている「いのち」はギリシア語でpsyche、サイコロジー(心理学)の語源です。
つまり、自分の心理(思いや意志、感情など)を救おうとせず、イエス様と福音を優先させるなら、むしろ自らを救う、という事です。

たとえば、思いや意志・感情としては、赦したくないような人がいる時でも、イエス様の「赦しなさい」というお言葉の故に、自分の「心理」を降ろして御言葉に従うなら、十字架から復活させた神の力が働き、自分にはどうしても出来なかった「赦し」が、何の苦労も要らず出来てしまうのです。
そうして今までその人を憎んでいた苦しみや時間、束縛から解放され、結果、「心理」を救う事になるのです。

キリストは、神の御姿であられるのに、仕える者の姿を取り、死に至るまで、従順でした。(ピリピ2:6-11)
世界には、”いわゆる”救い主や神は数多くいますが、そのどれよりもイエス様がすごいのは、彼はまず、従順に仕える者の姿を取られ、しかも、死に至るまで御心に従われた事です。
そして彼は、御父はどんな苦しみからも救って下さるお方であり、死からも救って下さるお方だ、というほどの信頼がありました。
イエス様がそのように歩まれたからこそ、私たちも、彼の歩まれた道に習い、仕える者の姿を取り、従順になる事ができるのです。

パウロはアジアで、死ぬ以外は何も考えられないような状況から救われましたが、このように、もはや自分からは何の手出しもできない、まな板の上の鯉のような状況へと置かれる事が、私達にもあります。
それこそ十字架の経験であり、そのような時こそ、実は幸いです。
十字架上のイエス様の死と同一になり、自分で握り締めていた「私」の存在の保証を自分から手放し、救いは、天地を創られた全能なる神から来る、という事を、実体験として知る事ができるからです。

自分が今まで支配していたその領域を、完全に自分から手放して神様に明け渡す時、その領域は神様の支配に移り、自分ではどうしても出来なかった解決がなされ、しかも、自分の小さい頭で考えていた解決よりも、はるかに素晴らしい最善が、その領域でなされるのです。

自分を降ろし、イエス様と福音を優先させる事によって、イエス様をよみがえらせた、あの復活のパワーにあって強められ、いのちに満ち溢れて生かされる皆さんでありますように。
主イエス・キリストの御名によって祝福いたします。
アーメン。

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