メッセージ - 分かち合い=交わり=相互援助(ガラテヤ6:6-10)
礼拝説教メッセージ音声:分かち合い=交わり=相互援助(ガラテヤ6:6-10):右クリックで保存
韓国語通訳有
「御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ち物をすべて分かち合いなさい。」(ガラテヤ6:6)
この「分かち合い」(コイノネオー)とは、交わりを意味し、また、物質的・経済的な相互援助を意味する。
キリストにある共同体の最たる特徴は、「分かち合う事」である。
使徒行伝2:42-47には、初代教会の有様が書かれてあるが、この短い節の中だけでも「共有」「ひとつに」「いっしょに」「共に」という「分かち合い」に関連する言葉が、いくつも出てくる。
全ての良きものは、神から出ており、与えられる祝福は当然、神に由来している。
それらは神の国のために捧げ、主にある兄弟姉妹と分かち合うために、与えられるのであって、自分という囲いの中のみに用いるものではない。
「思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります。」(ガラテヤ6:7-8)
神を抜きにして、自分だけが栄えたり気持ちよくなろうとする全てのわざ(肉のわざ)の行き着く先は、滅びである。
しかし、御霊にあって神のために働く人は、神に喜ばれる実を豊かに結び、永遠に残る実を刈り取ることになる。
結局、自分のいのちを救おうとする者は、それを失い、キリストのために福音のためにいのちを捨てる者は、いのちを救うのである。
「惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。
神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。
「彼は惜しみなく分け与え、貧しい人に施した。彼の慈しみは永遠に続く」と書いてあるとおりです。
種を蒔く人に種を与え、パンを糧としてお与えになる方は、あなたがたに種を与えて、それを増やし、あなたがたの慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。
あなたがたはすべてのことに富む者とされて惜しまず施すようになり、その施しは、わたしたちを通じて神に対する感謝の念を引き出します。
なぜなら、この奉仕の働きは、聖なる者たちの不足しているものを補うばかりでなく、神に対する多くの感謝を通してますます盛んになるからです。」(2コリント9:6-12)
与えられている賜物を、与えられているあらゆる良き物を、神のために、聖徒達のために用い、分かち合い、さらに与えられ、祝福されていく皆さんでありますように!
イエス様の名前によって祝福します!