メッセージ - 救いに入るか入らないか(創世記7:1-10)
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韓国語通訳有
「あなたは清い動物をすべて七つがいずつ取り、また、清くない動物をすべて一つがいずつ取りなさい。空の鳥も七つがい取りなさい。全地の面に子孫が生き続けるように。」(2,3節)
神様は、清い動物だけでなく、清くない動物も、滅びから救った。
ペテロは幻の内に、四隅を吊るされた敷布が天から降りてきて、そこに、あらゆる獣、地を這うもの、空の鳥が入っているのを見せられ、主に「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」と言われたが、ペテロはそれを断った時、主から「神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない。」と言われた。(使徒10:9-16)
この幻は、きよくない民である異邦人にも、イエスキリストによる救いの門が開かれた事を意味している。
清い動物も清くない動物も、共に箱舟に入って救われたように、イスラエル人も我々異邦人も、ただイエスを信じる信仰によって救われるのだ。
箱舟がノアの時代の救いであったように、今の時代、イエスキリストの福音こそ救いである。
動物たちはノアのところに自分から来た。(9節)
現代、主にある働き人達が一人でも多くの魂を救うためにと奔走しているように、ノアも、一つでも多くの種を生き長らえさせようと、動物たちを箱舟へ導く事に奔走したのではないだろうか。
主のたとえ話の中で、王子の婚礼に予め招待されていた人達はことごとくキャンセルしてしまい、結局王は僕に命じて、通りで出会った人なら良い人でも悪い人でも片端から宴会に導いた話がある。(マタイ22:2-14)
宴会で食卓を味わう事ができたのは、良い人か悪い人かは関係なく、ただ、王の呼びかけに応じて、宴会に来た人たちであった。
ノアの時代も、救われたのは、良い動物か悪い動物かは関係なく、また、ノアが無理やり箱舟に入れられた動物であろうと、あるいは自ら箱舟に入った動物であろうと関係なく、ただその時、箱舟に入った動物だけが、救われた。
同じように今、救われるのは、良い人か悪い人かは一切関係なく、また、神の働き人の手を焼かせたかどうかも関係なく、ただイエスを信じた者だけが、救われるのである。
ノアが、神様から命じられた事を言われた通り実行して、多くのいのちを救ったように、皆さんもまた、実践を伴う信仰によって、多くの命を救いますように!
イエス様の名前によって祝福します!