メッセージ - 虹のしるし(創世記9:8-17)
礼拝説教メッセージ音声:虹のしるし(創世記9:8-17):右クリックで保存
韓国語通訳有
神は、全ての生き物との平和の契約を、目に見える形で定められた。
「わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。」(13節)
虹が雲の間に現れる時、主は、もはや水によって人類を滅ぼし尽くさないという、平和の契約を思い起こされる。(16節)
聖書の他の箇所で、虹は、エゼキエル1:28や黙示録4:3に出てくるが、いずれも、不従順な人や不敬虔な民を罰する直前に「虹」という言葉が現れる。
神は罰する前に、人々に平和の契約を思い起こさせるために、また、滅ぼし尽くさないという憐れみをも示すために、虹を現したのであろう。
神をあざける者は「昨日も今日も何も変わっていない、これからもそうだろう」と思い、欲望のままに歩むかもしれない。
しかしこの不従順に満ちた世界が、現在も保たれているのは、神の恵みと憐れみによる、という事を忘れてはならない。
「当時の世界は、その水によって洪水に押し流されて滅んでしまいました。しかし、現在の天と地とは、火で滅ぼされるために、同じ御言葉によって取っておかれ、不信心な者たちが裁かれて滅ぼされる日まで、そのままにしておかれるのです。」(2ペテロ3:6-7)
人は思うかもしれない。
神はいつまで不条理に満ちた世界を、そのままほうって置かれるのか、いつまで暴虐な者達を好き放題にさせておられるのか、と。
しかし「ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。」(同9節)
今や、救いはイエス様にある。
溺れている人に浮き輪を投げ、その人が浮き輪を掴んだら救われるように、私達がイエスキリストを誰かに伝え、その人がイエス様を信じて受け入れたら救われる。
浮き輪の信ぴょう性を疑って掴まなかったり、あるいは投げ入れた浮き輪ではなくワラなどを掴んだりしたら溺れてしまうように、イエス様以外に救いを求める者も、滅んでしまう。
今は恵の時、救いの時。
救い主イエスを一人でも多くの人に届け、多くのいのちを救い出す皆さんでありますように。
イエス様の名前によって祝福します!