メッセージ - 201911のエントリ

主日礼拝
ヘブライ語 - 神のことばを構成するDNA(マタイ5:17-19)
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週報/メッセージ(説教)概要

 
 今週はジャパンコーエンの学びの週である。いつもは聖書の一つの書をピックアップして、その書をヘブライ思考で学んでいるが、今回は異例にも、ヘブライ語アルファベット22文字に込められた意味を学ぶ。
 ヘブライ語は、一般言語として現実にユダヤ人の間で用いられているが、他の言語と違い、単語の組み合わせにも、そして一点一画にも、霊的意味が込められた「神の言語」である。またヘブライ語は、神が人を創造し、エデンに置いて以来、バベルの塔の時に言語が混乱してしまうまで、全人類が一つの言葉で話していた、原初の言語である。今週の講義に先立ち、その神秘的な性質の一端を、少し見て行きたい。
 
エデン以来使われていた言語はヘブライ語である、という根拠は、アダムがエデンで会話した言葉にある。
『これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。男(אִישׁイシュ)から取ったものだから、これを女(אִשָּׁהイシャー)と名づけよう』(創世記2:23) 日本語で読むと、「男」から取ったらなぜ「女」と名付けられるのか、根拠が分からないが、この時話されていた言語がヘブライ語であるなら、音声的「語呂合わせ」となる事がなんとなく分かるが、そればかりではない。ヘブライ語に込められた意味も探って行くと、アダムが「女(אִשָּׁהイシャー)」という名を選んで付けた所に、霊的な意味も込められている事が分かって来る。
 男(イシュאישׁ)と、女(אִשָּׁהイシャー)。男(אישׁ)からユッド「י」を取ると、אשׁ(エシュ:火)となり、また女性(אִשָּׁה)からヘー「ה」を取っても、אשׁ(エシュ:火)となる。男と女から「יה」が抜けると、火となってしまう…。その「יה」はヤハと言い、主ジェホバ(יהוה)の略である(イザヤ12:2,26:4)。つまり男と女は、神でる主を抜きにすると、「火」と化してしまうのだ。このような「高度な語呂合わせ」は、ヘブライ語以外では不可能である。
 また、主・ジェホバのヘブライ語יהוהは、それぞれの文字の意味を順に並べると、「手、見よ、釘、見よ」となり、つまり主の御名の中には、イエス・キリストの十字架の福音が込められていた事が分かる。
 
 また、ヘブライ語は、それぞれの文字に「数字」としての意味も含まれている。最初の語アレフאは数字の「1」の意味があるが、母音が変わってエレフになると、「1000」になる。『その最も小さい者は氏族(エレフאֶלֶף:千)となり、その最も弱い者は強い国となる』(イザヤ60:22) つまり、いかに最弱な者であっても、神がタッチしてくださるなら千倍になるのだ。 『あなたの大庭にいる一日は、よそにいる千日(אֶלֶף)にもまさる(טוֹבトーブ: パーフェクト、ビューティフル、グッド)のです』(詩篇84:10) 主の庭の外でどんな千日を過ごしたとしても不完全であるが、主と共に主の庭にいる一日は、パーフェクト、ビューティフル、グッドなのだ。
 主に立ち返って静かにすれば、救われ、落ち着いて信頼すれば力を得る。しかしそれをしないで、自分の思った方法を採用するなら、いかに神の民と言えど、敵のたった一人の威嚇によって千(エレフאֶלֶף)が散り散りに逃げる事になってしまう(イザヤ30:15-17)。神なしには一、しかし、神が共にいるなら、千なのだ。
 
 書記官が代々、ヘブライ語で手書きで写されて来た聖書は、手書きならではの特徴もそのまま伝授されて来た。ある字がわざと大きく、または小さくされていたり、一見すると写し間違えや文法ミスに見えるような「謎の記載」も、所々にある。しかし主は、そこに大きな意味を隠しておられる。例えば、敢えて逆さまに記された文字と文字の間に、新約のキリストの復活と聖徒達の復活が隠されていたり、あるいは、ヘブライ語の法則を破って記されている箇所に、処女から生まれたひとりのみどり子の繁栄が示されていたり…。
 これはほんの一端で、今週の講義では多くのヘブライ語の神秘を学ぶ事が出来るだろう。まさに『天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされる』(マタイ5:18) である。
 ヘブライ大学で22年勉強したキム先生の友人が、言ったそうだ。ヘブライ語は神の言語であり、霊的言語であり、天国の言語だ、と。実際、神の言葉・聖書が記されているヘブライ語は、調べれば調べるほど、いのちのDNAが、宇宙の法則と組成が、そして、神の息遣いが組み込まれている、と、実感して来る。
 『初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。』(ヨハネ1:1) 私達は聖書を、世にあまたある本の一つとして扱ってはならない。天地を創造し、いのちを創造し、そして全宇宙の法則以上の根源的な言葉として重んじ、そして、御言葉を「神ご自身」として敬いつつ、私達のうちに摂り入れるべきである。
 

 

早天礼拝
ひとりの人が死んで多くの国民が死なないほうが得である(ヨハネ11:47-57)
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第二テモテ 講解説教 水曜夕礼拝
霊の父として(2テモテ1:1-8)
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 エレミヤ書 講解説教 水曜昼礼拝

バビロンを破壊する者の霊を奮い立たせる主(エレミヤ51:1-35)

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早天礼拝
御霊と知恵と信仰と力に満ちたステパノ(使徒6:8-15 )
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主日礼拝
救いの働きの根幹 : 聖霊とまぼろしと福音(使徒16:6-10)
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週報/メッセージ(説教)概要

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 先々週、韓国コーエンにて、総長のポール・カン先生から、救いの働きについての重要な概念を学んだ。
 鍵はやはり、聖霊である。カン先生は言う。韓国のキリスト教はなぜ衰退してしまったのか。それは、韓国の教会は最近、繁栄神学にのめりこみ、本質を忘れてしまったからだと。また、日本はなぜ優れた神学者が多いのに、リバイバルが起きないのか。それは、学問はしっかりしているものの、聖霊が無いからだ、と。
 パウロは言った。『わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによったからである。』(1テサロニケ1:5) パウロはテサロニケでは、わずか3週間しか宣教できなかったのに、そこの聖徒たちは、パウロが不在にもかかわらず、マケドニヤとアカヤの聖徒達の模範と呼ばれるまでに霊的成長を遂げ。それは、パウロの力と聖霊と強い確信に満ちた宣教に他ならない。
 
 礼拝において、また悪しき者との戦いにおいて、御言葉と聖霊のどちらが先であるべきか。それは、聖霊である。イエス様は「霊とまこと(真理)」による礼拝者を父は求めておられる、と言われた(ヨハネ4:23)。パウロも悪魔と戦うための武器は「御霊の与える御言葉の剣」と言った(エペソ6:17)。いずれも御霊が先である。
 宣教とは、国境や言語、文化を超えて、異なった地に福音を伝えに行く事であるが、そのコンセプト(定義)を、パウロは3つの単語であらわした。すなわち、1,聖霊、2,まぼろし、3,福音、である。その根拠となる御言葉が、今回の、使徒16:6-10におけるパウロの宣教の箇所である。
 『それから彼らは、アジヤで御言を語ることを聖霊に禁じられたので、フルギヤ・ガラテヤ地方をとおって行った。そして、ムシヤのあたりにきてから、ビテニヤに進んで行こうとしたところ、イエスの御霊がこれを許さなかった。それで、ムシヤを通過して、トロアスに下って行った。』(6-8節) ルステラからトロアスまでの道のりは、千キロ以上。車や飛行機が無い当時の、千キロの伝道旅行は、どれほど労が多かっただろう。
 パウロ達が行く先々で、聖霊は、ことごとく御言葉を語る事を禁じられた。人は思う。御言葉を伝える事は、至上の良い事だ、自分は至上の良い事をしているのに、なぜ結果が得られないのか、と。しかしそのような時こそ、私達は自分の善悪判断を投げ捨て、聖霊が導かれる事に従順すべきである。御霊が禁じられる時、どんなに「良い事」を頑張っても、実りは一切無い。パウロ達は行く先々で、神がかり的なストップをされ続け、主に祈り求めた結果、見せられたのが、うめき懇願しているマケドニア人の「まぼろし」だった。
 『ここで夜、パウロは一つの幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が立って、「マケドニヤに渡ってきて、わたしたちを助けて下さい」と、彼に懇願(パラカレオー)するのであった。』(9節)
 どうか、こちらに渡って来てください。海を超え、境界を超え、私達を助けに来て下さい。私達の罪から、訴えて来るサタンから、悲惨に満ちたこの世から、そして、地獄の滅びから、私達を救い出してください…。
 私達は、闇雲に自分が良いと思った事をしてしまいがちだ。しかし一切をご存知であられる主は、世界の片隅にある人のうめき、懇願をご存知であり、それを「まぼろし」として見せて下さる。
 パウロがあんなに伝道に熱心だったのは、何ゆえか。なぜ、鞭打ちされても、石打ちにされても、海の難、盗賊の難に遭っても、なお伝道旅行に出かけて行ったのか。彼は言っている。わたしは全ての人に返さなくてはならない負債を負っている、と(ローマ1:14)。この、イエス様の深い憐れみ、聖霊の深いうめき、そして、救いを届けるという「借金返済」を、何とかして、しなくては、という熱心が、彼を突き動かしていたのだ。
 パウロは、アジア宣教を聖霊によって止められ続け、不毛な働きに疲れた時、自分の思いを全て主に明け渡しただろう。その時、主は、まぼろしを見せて下さった。私達も、自分の「よかれ」や、善悪判断は粉々に割って、そして主の御旨を求めるべきである。その時、その人がきよければ、主はまぼろしを見せてくださり、主はその人に、ご自身のうめき、憐れみ、ご計画を示し、そしてその人は、突き動かされて出て行く。
 
 あの、パウロに懇願したマケドニア人は、その後どうなっただろう。パウロ達がマケドニア入りして、最初に宣教した地・ピリピに、「ルデヤの家」という、ヨーロッパ最初の「教会」が建った。以降、ヨーロッパはキリスト教が最も栄え、そして世界中に宣教師を送り出す地として、霊的にも文明的にも大いに発展して行った。
 聖霊を求め、まぼろしを求めるべきである。「国を超え、ことばを超え、私達を助けに来てください」、というまぼろしを得て、聖霊のうめきを共にし、イエス様のはらわたがちぎれるような憐れみを共に溢れさせつつ、いのちの働きに進み行く皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!
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