メッセージ - 202012のエントリ
さらに与えられる人と、与えられているものまで取り上げられてしまう人の違い(マタイ13:1-23)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 定期祈祷会メッセージ
- 執筆 :
- pastor 2020-12-11 23:50
アーメンして信じたマリヤと、信じずに口を閉ざされたザカリヤ(ルカ1:26-38)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 定期祈祷会メッセージ
- 執筆 :
- pastor 2020-12-11 10:00
公義を水のように、正義を川のように流れさせよ(アモス4:12-5:27)
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- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » アモス書
- 執筆 :
- pastor 2020-12-9 21:00
預言者の言葉をあざける者に2倍3倍と増し加わる罰(エゼキエル20:45-21:17)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » エゼキエル書
- 執筆 :
- pastor 2020-12-9 15:00
主日礼拝
重要な子供を主から任される男女の性質(マタイ1:18-25)
第一礼拝 Youtube動画
賛美集会〜第二礼拝 Youtube動画
週報/メッセージ(説教)概要
アドベント(降誕節)の第二週に入った。福音書のはじめの、イエス・キリストに至る系図に、神がその民に介入して働かれた歴史が刻まれていた事を、前回見た。時代時代の信仰者が、主と寄り添って生きようとする人生の狭間に、主が働かれたドラマがあり、それが歴史に縫い込まれ、継ぎ足され、そしてその綾織物の絵は、いよいよはっきり主イエス様を浮かび上がらせて行く。主が来られた時代は、ダビデの血筋の王が絶えて14代、ヨセフの代の時だった。イエス・キリストの育ての親となったヨセフとマリヤは、どうしてその役割が任され、どういうドラマがあったのか。今日、重要な子供を主から任される人の性質を学びたい。
マリヤは無名で取るに足りない、一介の処女だったが、主が彼女に、主イエス様を産む母という、この上もなく重要な役割を任されたのには、理由があった。彼女が主から召し出された時、彼女は、しっかりした信仰者のヨセフと結婚の約束をし、貧しくても幸せな信仰の家庭を築いて行こうと準備している最中だった。
そんなある日、突然、天使が彼女に現れ、突拍子もない事を告げられる。あなたはこれから身籠って、男の子を産む。その子にはダビデの王位が与えられ、その国は、永遠に終わる事は無い、と(ルカ1:26-38)。
私達も、主から御言葉をいただいた時、試される。それまでの生き方や、握りしめて来た価値観、人生設計を捨てて、主が示された、人知をはるかに超えた主のご計画へと従うか、従わないか。アブラハム以来、信仰者は皆そうだった。マリヤには、ある日突然、御使いが現れ、その決断を迫られたが、彼女は立派に応答した。「神にとって不可能な事は何一つ無い…。」「どうぞお言葉どおり、この身に成りますように…。」
彼女には、主の言葉や主がなされた事を思い巡らし、そしてそれが、主の御心である、と分かったなら、迷わす、すぐに行動する性質だった。彼女はその後、夫ヨセフから突然「主からのお告げがあった。今すぐエジプトに逃げよう。」と言われた時、迷わずそれに従い、夜の内に出て行った程、従順だった。(2:13)
それ程の高貴な決断をする程の女性だったから、主は、彼女を選ばれたのだ。ヨセフはどうだったか。
ヨセフがマリヤと婚約期間中だった時、自分には覚えが無いのに、婚約者の胎に命が宿っていて、どんどん成長して行く。身籠ったからには別の男性とそれなりの性交渉があった、と普通思う。素晴らしい信仰の女性だと思っていたのに、しかも、自分という婚約者がいるのに。男性として最も怒り、苦しみ悩む所だ。
律法では、婚約中の女性が、婚約者以外の男性と合意して性交渉するなら、二人とも石打ちに処せられる(申命記22:23‐27)。しかしヨセフは、そのように、事を公にして、憐れみのないさばきをするのではなく、ひそかな離縁を決断した。それでも彼は、思い悩んでいた。そんな時、御使いが彼にも現れて、言われた。
「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。」(マタイ1:20) その胎に宿った子は、不貞によってではなく、聖霊によるものである、と…。処女が身籠るという「ありえない」しるしは、預言者イザヤによって告げられていた。また御使いは、その子は主の民を罪から救ってくださる方である、と言った。
ヨセフは、テフィリンされた男性だったので、知っていた。メシヤであられる御方は「ダビデの子孫」として処女から生まれ、その子は、御民の罪の問題を解決し、インマヌエル(神は共にいます方)と呼ばれる事を。
全世界の御民の罪を除く、インマヌエルなる子を産む、という重要な事にマリヤは用いられ、そして自分も、その子とマリヤとの保護者として、用いられるのだ、と、彼は知った。あまりに大きな役割である。そして、これからの人生は、今まで思い描いていたものではなくなる。ヨセフは決断した。主に命じられた通りに、マリヤを妻として迎え入れ、そしてその特別な子が生まれるまで、マリヤを知る(性交渉を持つ)事は無かった。
私達はそれぞれ、自分で考えられる範囲、想像できる範囲で人生を設計し、ささやかな幸せを期待する。
しかし、主が私達・信仰者のためにご計画している事は、私達の心に浮かんだ事の無いもの、突拍子もない程の栄光と尊厳に富んだ事ものである。主がアブラハムに現れた時も、ダビデに現れた時も、そうだった。
ヨセフとマリヤは、このように、自分の善悪判断や計画、あらゆる心配を全部、主の前に降ろし、ただ主の御言葉に従う性質だったからこそ、救い主キリストの育ての親という、唯一の栄誉を勝ち取ったのだ。
これこそ、多くを任され、そして尊い命を主から任される性質である。彼らのように、イエス・キリストの家系の中でも抜きん出た性質を持ち、多くの素晴らしい尊い子供達を、栄光の次世代を、任される皆さんでありますように!栄光の歴史を紡いでいく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!
反逆を選り分け、神の民を帰らせてくださる主(エゼキエル20:27-44)
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- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » エゼキエル書
- 執筆 :
- pastor 2020-12-2 23:50
肥え太って傲慢になった恩知らずのバシャンの雌牛(アモス4:1-11)
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- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » アモス書
- 執筆 :
- pastor 2020-12-2 23:50