メッセージ - 審判の問題 - エレミヤ書の9つのGolden Key 2/9(エレミヤ7:12)

審判の問題 - エレミヤ書の9つのGolden Key 2/9(エレミヤ7:12)

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pastor 2018-7-2 8:17

審判の問題 - エレミヤ書の9つのGolden Key 2/9(エレミヤ7:12)
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エレミヤはバビロン捕囚の直前から主から預言者として召され、その激動の時代の最っただ中を見聞きし、活躍した預言者である。
エレミヤ書はこの週末の時代を読み解く上で非常に重要な書であるが、このエレミヤ書を読み解く上で重要な節が、9つある。
今回はその2つ目を見ていきたい。

エレミヤ7:12 わたしが初めにわたしの名を置いた場所シロへ行き、わが民イスラエルの悪のために、わたしがその場所に対して行ったことを見よ。
この箇所が、2つ目の鍵である。

主はここで、シロにおいて行われた事を見よ、と言っている。
シロはかつて主の箱が置かれ、礼拝が行われていた所だ。
しかしそこは、祭司の堕落によって、主の箱は取り上げられ、その場所は荒廃してしまった。(1サムエル記2-4章)
その審判を覚えよ、と主は言っている。
二番目の鍵は、すなわち「審判」である。

主が神の民に望んでいた事は、直前の節に書いてある。
7:5 もしあなたがたが、まことに、その道と行いを改めて、互に公正を行い、
7:6 寄留の他国人と、みなしごと、やもめをしえたげることなく、罪のない人の血をこの所に流すことなく、また、ほかの神々に従って自ら害をまねくことをしないならば、
7:7 わたしはあなたがたを、わたしが昔あなたがたの先祖に与えたこの地に永遠に住まわせる。

しかし、神の民がして来た事といえば、その全く逆、主の怒りを引き起こす事だった。
7:8 見よ、あなたがたは偽りの言葉を頼みとしているが、それはむだである。
7:9 あなたがたは盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香をたき、あなたがたが以前には知らなかった他の神々に従いながら、
7:10 わたしの名をもって、となえられるこの家に来てわたしの前に立ち、『われわれは救われた』と言い、しかもすべてこれら憎むべきことを行うのは、どうしたことか。
7:11 わたしの名をもって、となえられるこの家が、あなたがたの目には盗賊の巣と見えるのか。わたし自身、そう見たと主は言われる。

主は、主の宮を、強盗の巣とまで言った。
主に向かっての、心からの礼拝が行われるはずの主の宮を、人々は、表向きはきよい有様を取り繕っていて、そこに集う人々から搾取し、奪い、利益をむさぼる所と勘違いして、公然と、羊の毛をかぶった狼が集う所にしてしまっている。
それを主が咎めて、言ったのだ。
エレミヤ7:12 わたしが初めにわたしの名を置いた場所シロへ行き、わが民イスラエルの悪のために、わたしがその場所に対して行ったことを見よ。

悪しき事を行っている人が、いかに栄えているように見えても、神は必ず彼らを裁かれる。
人は必ず、神の御前に出て、さばきを受けなくてはならない事が、聖書には記されている。

黙示録20:12 また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
20:13 海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。
20:14 それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
20:15 このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。

神は、それぞれを、地上において行った、行いに応じて裁く、と言われた。

2コリント5:10 なぜなら、わたしたちは皆、キリストのさばきの座の前にあらわれ、善であれ悪であれ、自分の行ったことに応じて、それぞれ報いを受けねばならないからである。

ここで「裁きの座」と訳された語は、原語では「ベマ」、裁判席の意味もあり、また、表彰台の意味もある。
確かに地上において主に対し悪を行った者は、死後の「さばき」において永遠の苦しみが定められるが、キリストにある者は、そのさばきにおいて、永遠の報いが与えられる。
そしてキリストにある者たちは、表彰台に立たせられ、そこで、地上において為した「行い」に応じて、賞が与えられるのだ。
死んだ後どうなるのかが怖い、と言う人がいるが、キリストと共に歩む生活をしていく内に、いつしかその恐れは消えて平安が与えられていくし、何より、キリストにある者達は、さばきの日、どうなるかは、以下の御言葉で語られている。

1テサロニケ4:13 兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。
4:14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。
4:15 わたしたちは主の言葉によって言うが、生きながらえて主の来臨の時まで残るわたしたちが、眠った人々より先になることは、決してないであろう。
4:16 すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、
4:17 それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

主が再臨する時、最初に、キリストにあって眠った者が起こされる。
次に、キリストにあって生きている人は、生きたまま瞬時に変化され、雲の上に引き上げられる。
土に還った人、あるいは大地に、あるいは海に、と、様々な形で死んだ人がいるが、キリストにあって眠らされた人は全て起こされ、復活する。

どのような体で、復活するのだろうか。
死んだ時の姿のままで、ではない。生きている間に、手足が欠けていた人は、その状態で、ではないし、メガネをかけていた人はメガネをかけたままで、でもない。
第一コリント15章を見れば明白であり、すなわち完全な体、聖なる体、変化された体で、である。
主が再臨される時、土に還った体は、一瞬にして、聖なる、完全な、変化された体へと変えられるのだ。

主は確かに来られる。
今、いかに悪がはびこって彼らが栄えて何のむくいを受けていないように見えても、神は必ず報いを携えて来られる。
私達は、悪にならって霊的に眠ってしまう者ではなく、いつも目を覚まして主の来られる事を祈り求め、いつでも「アァメン、主イエスよ、きたりませ。」(黙示録22:20)と告白する「賢い花嫁」でありたい。
 

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