メッセージ - 災いの日を喜びの日に変えるために(エステル9-10章)

災いの日を喜びの日に変えるために(エステル9-10章)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2020-2-16 14:20

主日礼拝
災いの日を喜びの日に変えるために(エステル9-10章)
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週報/メッセージ(説教)概要

 年明け以降、エステル記から恵みを頂いている。本日、その最後である。ユダヤ人の敵ハマンは、ユダヤ人を滅ぼす日を12月13日と定め、さらにモルテガイも木にかけて殺害しようと企んだ。
 しかし、時間と空間の主権を支配しておられる主は、主に助けを求める神の民を、敵の思いのままにさせる事をしない。主は紙一重の差で、モルテガイに大きな栄誉を与え、またハマンの全ての悪行を暴き、彼がモルテガイを吊るそうとして立てた木に、彼自身がそのまま架けられた。こうしてモルテガイは、彼が建てていなかったハマンの家を譲り受け、また、ハマンが得ていた地位と権威も、ごっそりそのまま受け継いだ。
 ハマンは死んだが、彼が制定した「ユダヤ人を滅ぼせ」というメド・ペルシヤの法令は、一度発布されたら、取り消す事はできない。そこでモルデカイは、その法令に勝利する法令を、すなわち、ユダヤ人を滅ぼそうとたくらむ者は、逆に滅ぼしても良い、という法令を、王から与えられた権限を行使して制定した。
 こうして、その法令に則って行動する人には、いのちの救いと、敵の財産を没収する特権が与えられた。
しかしもし、この王の権限を行使せず、敵が勝手に制定した「死の法令」を放置したままなら、滅んでいた。
 
 天の法令も、メド・ペルシヤの法令と同様、一度発布されたら取り消せない。敵であるサタンは、人をそそのかし、人を罪に陥れ、罪と死の法則を招いた。罪を犯した人は、必ず死ななければならないが、天の王であられる神は、それに勝利する法令を発布された。すなわち神は、御子イエス・キリストを、全人類の身代わりに十字架に架け、そして彼を信じる信仰によって、罪は帳消しにされ、滅びを免れ、神の子としての特権が与えられ、サタンから大いにぶんどって良いという「いのちの御霊の法則」(ローマ8:1)が制定された。
 この、王から与えられた特権を行使するなら、人は救われるだけでなく、サタンから良いように分捕られ続けて来たものを、逆に、大いに分捕り返して良いのだ。しかし、この特権を行使しないなら、その人は死の法則によって滅ぼされてしまう。サタンが人を陥れた「罪と死の法則」は、取り消されていないからだ。
 
 さて運命の12月13日、ユダヤ人達は、モルテガイが定めた新たな法令に、固く立ったゆえに、ユダヤ人の敵は、逆にユダヤ人によって滅ぼされた。その報告がもたらされた王は、エステルに言った。
 『「さてあなたの求める事は何か。必ず聞かれる。更にあなたの願いは何か。必ず聞き届けられる。」エステルは言った、「もし王がよしとされるならば、どうぞスサにいるユダヤ人にあすも、きょうの詔のように行うことをゆるしてください。かつハマンの十人の子を木に掛けさせてください」。』(エステル記9:12-13)
 あの優美なエステルが、そんな事を願い出たのか、と、驚かれるかもしれない。しかし、神に敵対し、人のいのちを踏みにじるようなサタンの仕業は、私たちは躊躇せず、徹底的に滅ぼし、見せしめにするべきだ。
 そもそも、エステルが願ったこの願い、すなわち、神の民に敵対する者の根絶は、はるか昔、サウル王の時代に、成されるべきだった。サウル王はアマレク人を根絶するよう、主から命じられていたが、彼はアマレクの王アガクを根絶する事を惜しみ、それで災いの根を残す事になってしまった。(1サムエル15章)
 アマレクの性質を一言で言うなら「弱い者いじめ」で、弱い者を狙い撃ちするのは、サタンの性質である。
アマレクは、エジプトから出てきた会衆の、後ろについて来ていた「弱っている人達」を狙い撃ちにし、また、ダビデと部下達が戦争で留守中、天幕に留まっていた女子供と財産を狙い、奪って行った。
 アガグ人ハマンは、このアマレクのアガグの子孫であると言われている。ハマンは、権力を握ったとたん、イスラエル民族を皆殺しにしようと企んだ。もしサウルの時代、サウルが主から仰せられた通り根絶していれば、アマレク人の末裔・アガク人・ハマンも生まれる事なく、こんな好き勝手をされずに済んでいたのだ。
 私たちも、私たち自身の中にある、自分を滅ぼしかねない性質は、徹底して滅ぼし尽くすべきである。
そして、弱い者いじめをして圧政しようとする性質には、断固、立ち向かうべきである。王はエステルに、「何をしてほしいのか、求めなさい」と言った。天の王である主も、私達に「求める」事を願っておられる。
 私達は、救うべき人を救うべきであり、滅ぼし尽くすべきものは、滅ぼし尽くすべきである。それをしないなら、災いの根っこが育って手がつけられなくなってしまう。私たちは見分ける知恵を求め、遂行するべきだ。
 エステル記10章は、アハシュエロス王の勢力がモルテガイの力にあずかっている事を暗示している。
エステルやモルテガイのように、聖なるプライドを持ち、王の王・イエス・キリストの喜びとなる事を行い、その時代に大いに用いられ、栄えていく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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