メッセージ - ディアスポラ:聖霊の風によるいのちの拡散(ヤコブ1:1)

ディアスポラ:聖霊の風によるいのちの拡散(ヤコブ1:1)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2022-4-24 19:30

主日礼拝

ディアスポラ:聖霊の風によるいのちの拡散(ヤコブ1:1)

第一礼拝 Youtube動画

English Service: Διασπορά:Scattered - God's great will(Jam1:1-5)  Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 先週は、二年半ぶりにキム・ヒョンジョン博士(米国コーエン大学副総長、テフィリン国際宣教会会長)をお招きし、コーエンジャパンの講義を行う事ができた。コロナの時代、海外の講師を日本にお連れするには、幾つもの許可や資料が必要で、受けるべき諸々の検査に不備が一つでもあったら実現しなかったし、また、準備の時期に関係者の一人でもコロナに感染したら、実現できないという、実に、信仰が試されるセミナー開催だったが、主は全ての青銅の扉を打ち砕き、鉄のかんぬきをへし折り、御言葉の真理の秘められた宝を、ざくざくと開示して下さった(イザヤ45:1-3)。ねたむ霊的存在からの妨害も、色々あったが、主は私達をあらゆる面で支え、成功させて下さり、私達が進んでいるこのテフィリンの道、御言葉中心の道は、確かに主が祝福し、守り、道を開いておられるという事が、ありありと示された。栄光の主をほめ讃えます!
 約2年半ぶりのキム先生の講義は「変わった」と言う人が多かった。確かに今まで、キム先生の講義は、博士課程の講義とは思えないほど、面白くて楽しい、けれども、難しい所もまた多かった。しかし今回のテーマはとても難しい内容のはずなのに、面白くてわかりやすい!という人が続出したのだ。この2年、キム先生にどういう変化があったのか。先生を空港にお届けする道中、その秘密をお伺いする事ができた。
 
  先生は、コロナ禍ゆえに、海外渡航制限されて以来、世界中を飛び回って講義する事が出来なくなり、手足がもがれてしまったかのように見たが、実は、それがかえって、全世界のテフィリン活動が熱くなるきっかけとなったのだ。ちょうどパウロが、ローマに行きたくても「神がかり的な妨げ(エコルセン、ローマ1:13)」に遭って、どうしても行けなかったように。しかし、その「妨げ」のおかげで、パウロはローマ書という書簡を書き残し、その素晴らしい内容が全世界へと広がり、今こうして、私達も、養いを受ける幸いにあずかった。
 キム先生も、世界に出て行けなくなったお陰で、テフィリン国際宣教会(TEIM)が立ち上がり、コロナ前に先生がテフィリンの種を蒔いて育っていた世界中の弟子達を通して、1189節の御言葉暗唱を、世界同時に行うプロジェクトが発足し、今、日本の私達も同じテフィリン箇所を全世界の仲間と一緒に暗唱している。
 現在それに参加している国は37ヶ国、テフィリン映像を制作できる国は、日本も含め9ヶ国に上っている。
 海外渡航が閉ざされ、世界でセミナー開催ができなくなった時、収入の見込みがなくなり、もはや働きができなくなるかのように見えたのだが、奇跡が起きた。キム先生と面識のない方々からの献金が続々集まり、全ての必要が賄われたのだ。神様は、テフィリンに関しては、道を開いておられる、という事なのだ。
 
 この2年半、先生はテフィリンの弟子達を養うために、聖書の一節一節について、四百字原稿用紙3〜5枚分ほどの解説を書くようになった。それは、どれ程の事だろうか。たとえば、「夕があり、朝があった。第三日」(創世記1:13)という、たった一節から、千字以上の解説を書き上げる事が、私達にできるだろうか?
 先生はあれ以来、一節の御言葉をじっくり読み、何度も声に出して宣言し、原語で一語一句を調べ思い巡らす、という作業を、何度も繰り返した。すると主が、その御言葉に込めて下さった命を与えて下さるのだ。
 神の言葉は、一節の中に、宇宙以上の価値が込もっており、御言葉のひとつを集中して何度も宣言し思い巡らしていくと、主が語りたい事が、聖霊を通してダウンロードされ、文字に起こす事ができるようになる。
 そうして聖霊によっていのちが与えられたその言葉は、血肉を帯び、感情を掻き立て、本能的・直感的に理解を与え、時には責め、戒め、あらゆる人に(子供であっても)わかりやすい、養いの言葉となるのだ。
 そして「文書」は残り、蓄積され、その書き残されたものは、全世界へと拡散されていく。あたかも、植物の種が、神様が起こした台風によって捲き上げられ、気流に乗って、拡散し、神様の意図する所へと運ばれ、落ちた所で芽を吹き、根を張り、育って、さらなる実を結び、数千億とも言える生き物たちを養うがごとくに。
 
 『神と主イエス・キリストとの僕ヤコブから、「離散している(ディアスポラ)」十二部族の人々へ、あいさつを送る。』(ヤコブ1:1) この言葉の元であるディアスパイローは、「ディア(あちこちに)」+「スパイロー(種が蒔かれる)」である。つまり「ディアスポラ」になる事は、神による意図的な種の拡散なのだ。一見すると絶望的な「散らされざま」に見えても、それは神の主導によるものであり、結果的には至る所にいのちの実が結ばれて行く事になるのだ。この時代、主が吹かせて下さった聖霊の嵐に乗って、テフィリンの種をさらに拡散させ、その実を豊かにみのらせていく私達でありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

 

 

 

 

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