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メッセージ - 王たる者のたしなみと、王を育てる母のたしなみ(箴言31:1-9)

王たる者のたしなみと、王を育てる母のたしなみ(箴言31:1-9)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2022-5-8 3:31

主日礼拝

王たる者のたしなみと、王を育てる母のたしなみ(箴言31:1-9)

第一礼拝 Youtube動画

English Service:The way of flesh and the way of the Spirit(Rom8:9-14) Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 本日は母の日である。母は、子にとってはトーラー、神の法であり(箴言1:8)、子は、父よりも母の影響を受けて育つ。女性はいのちを産み、養い、育てたい、と願う。神様がその機能と性質を備えられたからだ。
 1テモテ2:15に、女性は慎みと共に子を産む事によって「救われる(ソーゾー)」とあるが、ソーゾーには「完成する」「癒やされる」「全うされる」の意味もあるので、女性は、子を産んで、育て上げる事によって、完成されるのだ。それは、実際にお腹を痛めて子を産む事に限らず、霊的な子を産んで、一人立ちさせる事によっても、そうである。女性がエデン以来、産みの苦しみが増加されたのは、御言葉によってではなく、自分の善悪判断によって、子を産んだり、育てるからだ。いかにしたら、正しく子を育てられるだろうか。
 
 今回の箇所はマサの王・レムエルの母の言葉であるが、母のひとかたならぬ愛とうめきが込められている。
『わが子よ、何を言おうか。わが胎の子よ、何を言おうか。わたしが願をかけて得た子よ、何をいおうか。』(2節) 最初の語りだしは、マー(What? How? What!)という、感嘆の語を、3回も繰り返している。彼女が誓願をかけて得たこの子、苦しみつつ生んだこの子に、一体、何を伝えたらいいだろうか・・・。子に幸せになってほしい、間違った道に歩んでほしくない、とは、どの母も思うが、多くの母は、無知ゆえに、自分の善悪判断に従って育てて、失敗してしまう。本来、神の言葉に従って育てなくてはならないのに。
 母はうめく。一体我が子を、どうしたらいいだろう、と。そこで彼女が最初にいましめた言葉が、3節である。
『与えるな(置くな)、あなたの力(、富、権力)を、女達に。あなたの道を、王たちを摩耗・消滅させる者へ』(3節直訳) ここの「女」は複数形なので、神を知らない「異邦の女達」の事だろう。女とは、男性が夢中になる対象であり、そして男性の力で守り、愛し、育むべき相手である。「若い時の妻と喜び楽しめ、いつも彼女の愛に夢中になれ」と言われたが (5:18)、神の言葉よりも優先したり、支配権を逆転させたりしてはならない。神の言葉より妻の言葉を優先させてしまった結果、アダムとエバはエデンから追い出されたのだ。
 男性に限らず、女性も、夢中になりそうな異性や、溺愛しそうな相手(たとえば子供)には、気をつけるべきである。本来、自分が保護者として養い守るべき相手、すなわち、弱く無知で正しく守り導いてやらなくてはならない相手に、力や富や権力をあずけ切ってしまうと、神の国の秩序が脅かされてしまうからだ。
 エデンでは当初、神と、男と、女と、健全な三角関係があった。人は神を主とし、その上で、夫婦の正しい秩序を保っていた。その限りでは、エデンは楽園であったし、その時、共に裸であったけれども、全く気にならなかった。しかし、神抜きで、身勝手な善悪判断すると、家庭は壊れ、労苦するようになってしまった。
 レムエルの母は言う。王達を消し去る者に、ゆだねるな、と。ソロモンは、女達に主導権を握らせてしまった故に、偶像崇拝をするようになり、主の戒めを聞かなくなって、全イスラエルに災いをもたらしてしまった。
 私達も、キリストにあっては、御言葉で支配する王である。私達はその支配権を、手放してはならない。
 
 4-7節は、さらに、夢中にさせる物全般への警告が記されている。『レムエルよ、酒を飲むのは、王のする事ではない、王のする事ではない、濃い酒(シェカール)を求めるのは君たる者のする事ではない。』(4節)
 シェカールとは、うきうきさせるもの、夢中にさせ、中毒性をもたらすものであるが、特に、神の国と関係の無い、そして自分の意思で止める事が難しい「シェカール」の類を求めるのは、王たる者のする事ではない。
 それはアルコールはもちろんのこと、インターネットから流れてくる架空のコンテンツやメディア情報など、現実を離れさせ、ぼんやりさせるもの全般である。それらは、本来、取り組むべき仕事のための時間や、お金、エネルギーを浪費させ、仕事を「かったるい」と思わせたりする。王たるものは、そうしたものにうつつを抜かして、勅令(ハカク:刻まれた言葉:テフィリン)を、口から宣言する事を、忘れてはならない(5節)。
 
 8節は「あなたは全て口の利けない人、すなわち滅びが定められている者たちのために、口を開け」と訳せる。つまり、御言葉を口で言えない霊的な「おし」は、滅びへと向かっているのだ。実に多くの人が、そうである。キリストにあって王とされた私達は、そのような人のために、テフィリンした御言葉という「勅令」を口から発し、行くべき道が分からず滅びへ向かっている人を救って行くべきだ。この時代、王とされた者として、テフィリンした御言葉の勅令を口から出し、霊的な子にしろ、肉的な子にしろ、御言葉によって正しく育て上げて、立派な王へと育て上げていく私達でありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

 

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