メッセージ - 202007のエントリ

 金曜徹夜祈祷会

神が組み込んだプログラムと人が組み込んだバグ(創世記1:9-13)

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 ホセア書 講解説教 水曜夕礼拝

愛と裁きの間で揺れる神の激しい葛藤(ホセア11章)

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 エゼキエル書 講解説教 水曜昼礼拝

「この町はなべで、私たちはその肉だ」と言っている者達(エゼキエル11章)

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詩篇 講解説教

幸いを得る主の民と、災いが降る神を蔑む者(詩篇70篇)

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詩篇70篇表題『聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの記念の歌』
・「記念の歌」と訳された語レ・ハズキール(原型ザカール)は、「覚える」事の意味。
・1歴代誌16:4には、ダビデがエルサレムに契約の箱を運び入れた時、主を「覚えて(レ・ハズキール)」聖歌隊を初めて編成した記述があり、以降、詩篇をもって、主の前にいつも賛美が捧げられるようになった。
 
・ダビデは1節で、主に対し、すみやかな救いを求めて、最後の5節で繰り返している。それにサンドイッチされた”中身”は、2-3節と4節で分けられる。
・この詩篇70篇は、ダビデ一人のものではなく、全て、主を助けとし、救い主とする人達(5節)のものである。
 
・2-3節において、ダビデは、彼に良くない事をする者どもが、**となるように、という祈りを3つしている。すなわち、
1,彼ののいのちをたずね求める者どもが、恥じ慌てるように。
2,彼の損なわれる事を願う者どもが、うしろに退かせ、恥を負わせられるように。
3,彼に向かって「あはぁ、あはぁ」と言う者どもが、自分の恥によって恐れおののかせられるように。
 
・これは、ダビデに嫌な思いをさせる者に災いが降るように、といった、単純な負け犬の遠吠えのようなものと考えてはならない。
・イエス様は、敵の祝福のために祈るように、と言われたが、例えば、神を蔑む者にとっての祝福は、神への蔑みが成功する事だと思っているであろうが、彼にとっての真の祝福は、永遠の滅びに至らないために、神への蔑みや、呪いをもたらすわざを、止める事である。
・神の民ののいのちをたずね求める者どもが、恥じ慌てる事、また、神の民の損なわれる事を願う者どもが退かせられ、恥を負わせられる事、また、神の民に向かって「あはぁ、あはぁ」と言う者どもが、自分の恥によって恐れおののかせられる事が、実は、彼らにとって、祝福なのだ。それによって、彼らが永遠の滅びに通じる性質を止めるようになるからであり、それによって、主が蔑まれる事がなくなるからだ。
・だから私達も、神が侮られないために、神の民に敵対する者に対し、積極的にダビデのような祈りをするべきなのだ。
 
・4節では、主の民の祝福を2つ祈っている。すなわち、
1,すべてあなたを尋ね求める者は、主によって喜び楽しむように。
2,あなたの救を愛する者は、常に「神は大いなるかな」ととなえるように。
・主の民が祝福され、高められていく事、そして、主を蔑む者達が災いに遭う事は、すなわち、父なる神が、栄光をお受けになる事である。次のように書いてある。
 
イザヤ65:13 それゆえ、主なる神はこう言われる、「見よ、わがしもべたちは食べる、しかし、あなたがたは飢える。見よ、わがしもべたちは飲む、しかし、あなたがたはかわく。見よ、わがしもべたちは喜ぶ、しかし、あなたがたは恥じる。
65:14 見よ、わがしもべたちは心の楽しみによって歌う、しかし、あなたがたは心の苦しみによって叫び、たましいの悩みによって泣き叫ぶ。
65:15 あなたがたの残す名は/わが選んだ者には、のろいの文句となり、主なる神はあなたがたを殺される。しかし、おのれのしもべたちを、ほかの名をもって呼ばれる。
65:16 それゆえ、地にあって/おのれのために祝福を求める者は、真実の神によっておのれの祝福を求め、地にあって誓う者は、真実の神をさして誓う。さきの悩みは忘れられて、わが目から隠れうせるからである。
 
・最後にダビデは、自分が主に属する者であると告白し、1節の祈りを繰り返している。
詩篇70:5 しかし、わたしは貧しく、かつ乏しい。神よ、急いでわたしに来てください。あなたはわが助け、わが救主です。主よ、ためらわないでください。
 
・主は言われた。心の貧しい者(原文:霊においてこじきである者)はさいわいである、天の王国は、その人のものだから、と。なぜなら彼らは、自分の力ではなく、ただ主により頼んでいるからである。ダビデは、自分が貧しく乏しい、だから主よ、あなたが必要です、と告白した。主は、そのような人にこそ、助けを送ってくださる。
・ダビデは、主に、急いで来てください、と祈った。これは全て聖徒たちの祈りである。
 
黙示録22:17 御霊も花嫁も共に言った、「きたりませ」。また、聞く者も「きたりませ」と言いなさい。かわいている者はここに来るがよい。いのちの水がほしい者は、価なしにそれを受けるがよい。
・・・
22:20 これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。
 

 詩篇 講解説教

不当な者から理不尽なそしりを受けた時の対処法(詩篇69篇)

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詩篇69篇表題『聖歌隊の指揮者によってゆりの花のしらべにあわせてうたわせたダビデの歌』
・詩篇69篇は、ダビデが彼の信仰と主への忠実さゆえに人から苦しみや迫害を受けた事を主に訴えたものであるが、これはイエス様が通られた道であり、私達信仰者も必ず通る道である。
・だからこの詩は、新約において何度か引用されており、それも特に、イエス様の十字架の場面でよく引用されている。
 
・まずはダビデの窮状の訴えから始まる。
69:1 神よ、わたしをお救いください。大水が流れ来て、わたしの首にまで達しました。
69:2 わたしは足がかりもない深い泥の中に沈みました。わたしは深い水に陥り、大水がわたしの上を流れ過ぎました。
69:3 わたしは叫びによって疲れ、わたしののどはかわき、わたしの目は神を待ちわびて衰えました。
69:4 ゆえなく、わたしを憎む者は/わたしの頭の毛よりも多く、偽ってわたしの敵となり、わたしを滅ぼそうとする者は強いのです。わたしは盗まなかった物をも/償わなければならないのですか。
・4節はヨハネ15:25でイエス様が引用している。キリスト者も、そして私達の主イエス様も、神の敵から、ゆえなく憎まれる事は定まっている。
 
・ダビデは、何も悪い事はしておらず、ただ、神に仕えている、というだけで、そしりを受けている。そんなダビデによる、信仰者のためにとりなす、とりなしの祈りである。
・その内容は、人々が、迫害されているダビデを見て、ああ、自分も神に仕えるなら、ダビデのようになってしまうのか、と恐れて、彼らが信仰から離れてしまわないように、という祈りである。
69:5 神よ、あなたはわたしの愚かなことを/知っておられます。わたしのもろもろのとがは/あなたに隠れることはありません。
69:6 万軍の神、主よ、あなたを待ち望む者が/わたしの事によって、はずかしめられることのないようにしてください。イスラエルの神よ、あなたを求める者が/わたしの事によって、恥を負わせられることのないようにしてください。
69:7 わたしはあなたのためにそしりを負い、恥がわたしの顔をおおったのです。
 
69:8 わたしはわが兄弟には、知らぬ者となり、わが母の子らには、のけ者となりました。
・イエス様はまさに、肉親の兄弟からも理解されず、またイスラエルの同胞からも、のけものにされた。
69:9 あなたの家を思う熱心がわたしを食いつくし、あなたをそしる者のそしりが/わたしに及んだからです。
・ここはヨハネ2:17で引用されている。主を思う熱心のあまり、直情的な行動をして、それが人々からの攻撃材料になってしまう。その行動が、たとえイエス様のように正当であったにしても、あるいは、愚かさや浅はかさの故だったにしても。
・ダビデは5節で、自分の愚かしさを告白している。しかしそれが、義人達の攻撃材料にならないように、と、とりなし祈っている。
 
・10-12節では、ダビデが、迫害する者達から具体的にどんな行為を受けているのかを挙げている。
69:10 わたしが断食をもってわたしの魂を悩ませば、かえってそれによってそしりをうけました。
69:11 わたしが荒布を衣とすれば、かえって彼らのことわざとなりました。
69:12 わたしは門に座する者の話題となり、酔いどれの歌となりました。
・ダビデは主のためにあるいは誰かをとりなすために断食したり、粗布をまとっても、それがそのまま、ダビデをばかにする材料となり、酔いどれの歌のネタにされている。
 
・そこで、救いを求める祈りを主に祈る。それが13-18節。
 
69:13 しかし主よ、わたしはあなたに祈ります。神よ、恵みの時に、あなたのいつくしみの豊かなるにより、わたしにお答えください。
69:14 あなたのまことの救により、わたしを泥の中に沈まぬよう助け出してください。わたしを憎む者から、また深い水からわたしを助け出してください。
69:15 大水がわたしの上を流れ過ぎることなく、淵がわたしをのむことなく、穴がその口をわたしの上に閉じることのないように/してください。
69:16 主よ、あなたのいつくしみの深きにより、わたしにお答えください。あなたのあわれみの豊かなるにより、わたしを顧みてください。
69:17 あなたの顔をしもべに隠さないでください。わたしは悩んでいるのです。すみやかにわたしにお答えください。
69:18 わたしに近く寄って、わたしをあがない、わが敵のゆえにわたしをお救いください。
 
・以上、いわば防戦の、受け身の祈りだったが、19節以降は、攻撃の、賛美の、積極的な祈りに転換する。
 
69:19 あなたはわたしの受けるそしりと、恥と、はずかしめとを知っておられます。わたしのあだは皆あなたの前にあります。
・義人に対する迫害も、主を敬うゆえにばかにされた全ての事も、全ては、主の目の前で行われていた。主は見ておられた。その事を宣言する。
69:20 そしりがわたしの心を砕いたので、わたしは望みを失いました。わたしは同情する者を求めたけれども、ひとりもなく、慰める者を求めたけれども、ひとりも見ませんでした。
69:21 彼らはわたしの食物に毒を入れ、わたしのかわいた時に酢を飲ませました。
・イエス様が十字架上で、誰からもかえりみられず、酸いぶどう酒を差し出された。その事は、4福音書に記されている。
 
・22-28節は、敵に対する徹底的な呪いの祈りである。これは詩篇109篇に通じる。
69:22 彼らの前の食卓を網とし、彼らが犠牲をささげる祭を、わなとしてください。
69:23 彼らの目を暗くして見えなくし、彼らの腰を常に震わせ、
69:24 あなたの憤りを彼らの上にそそぎ、あなたの激しい怒りを彼らに追いつかせてください。
69:25 彼らの宿営を荒し、ひとりもその天幕に住まわせないでください。
69:26 彼らはあなたが撃たれた者を迫害し、あなたが傷つけられた者をさらに苦しめるからです。
69:27 彼らに、罰に罰を加え、あなたの赦免にあずからせないでください。
69:28 彼らをいのちの書から消し去って、義人のうちに記録されることのないようにしてください。
・こんな祈りをしても良いのか?!と思うかもしれない。しかし主は、私達の心を全てご存知である。「あ、こんな事を祈ったら主は喜ばれないかもしれない、だから、これは祈らないでおこう」という、心の一言一句さえも。
・だから、怒り悲しみ苦しみ嘆き、全て、主に吐き出すべきなのだ。ちょうど幼子が親に何もかも正直に感情をぶつけるように。
・もし、心に抱えているそれらを、主にではなく、人にぶちまけるなら単なる愚痴となって人を汚してしまい、また主にも人にもぶちまけず、一人抱えてしまうなら、精神を病んでしまう。
・しかし、主に吐き出すなら、それは訴えの祈りとなって、主に立ち上り、問題は主に移ったという事で、心に平安が来る。
 
・29-33節では、主に全てを打ち明けた事で心に平安が来たダビデの、救われる事への確信が表明されている。
69:29 しかしわたしは悩み苦しんでいます。神よ、あなたの救が/わたしを高い所に置かれますように。
・28節以前、主へ訴えをしていた時は、鬱憤に満ちた濁った感情があったが、全てを主にぶちまけた後、心がすっきりしている。
69:30 わたしは歌をもって神の名をほめたたえ、感謝をもって神をあがめます。
69:31 これは雄牛または角とひずめのある雄牛にまさって/主を喜ばせるでしょう。
・彼は主に、クリアな心で、賛美と感謝を捧げている。濁った心のままで賛美を無理矢理捧げるよりも、主に全てをぶちまけたほうが良い。
 
69:32 へりくだる者は、これを見て喜べ。神を求める者よ、あなたがたの心を生きかえらせよ。
69:33 主は乏しい者に聞き、その捕われ人をかろしめられないからである。
・5-7節では、そしりを受けているダビデを見た人達が試みに遭わないよう、とりなし祈っていたが、ここでは既に確信を得ている。
・それで彼は、へりくだる者、神を求める者には、主はちゃんと報いて下さるから、喜ぶように、心を生き返らせるようにと勧めている。
 
・34節以降、最後までは、確信に満ちた賛美で閉じている。
69:34 天と地は主をほめたたえ、海とその中に動くあらゆるものは主をほめたたえよ。
69:35 神はシオンを救い、ユダの町々を建て直されるからである。そのしもべらはそこに住んでこれを所有し、
69:36 そのしもべらの子孫はこれを継ぎ、み名を愛する者はその中に住むであろう。
・主は、主を敬う人をどうしてくださるか。動詞に着目すると、主は救い、建て直し、住み、所有し、受け継ぎ、住めるという報いが与えられる。その事をダビデは、確信をもって宣言し、主をほめたたえている。
 
・結局、人から受ける理不尽の悩みの時、主に全てを訴えるのである。そうするなら主は平安と確信を与え、そして実際に、主の救いが来るからだ。
・ダビデも、イエス様も、不当な苦しみを受けたが、最終的には父なる神に全てを打ち明ける事によって、勝利した。私達すべての信仰者も、それにならうべきである。
・この詩篇69篇の結論的な内容が、1ペテロ2:19-21に記されている。
 
1ペテロ2:19 もしだれかが、不当な苦しみを受けても、神を仰いでその苦痛を耐え忍ぶなら、それはよみせられることである。
2:20 悪いことをして打ちたたかれ、それを忍んだとしても、なんの手柄になるのか。しかし善を行って苦しみを受け、しかもそれを耐え忍んでいるとすれば、これこそ神によみせられることである。
2:21 あなたがたは、実に、そうするようにと召されたのである。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、御足の跡を踏み従うようにと、模範を残されたのである。

 

主日礼拝

天国の鍵を正しく運用し、ハデスの門を封じるには(マタイ16:15-19)

第一礼拝 Youtube動画

賛美集会〜第二礼拝 Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 今の時代は、創世記1:2のような混沌の闇に覆われている状況だ。しかし、闇に対して「光があれ」と仰せられた主は、混沌の世界に光と秩序をもたらし、人が住むのに良い世界を整えて行かれた。私達も同じように、神の言葉を暗唱し、混沌としたこの世に対し、御言葉を宣言し、積極的に神のわざを導入していくべきである。それをする事が許されている人とは、イエス様こそ神の御子メシヤである、と告白する人である。
 
 イエス様はシモン・ペテロに言われた。『わたしは、あなたに天国の鍵(複数形)を授けよう。そして、あなたが地上で繋ぐ事は、天でも繋がれ、あなたが地上で解く事は天でも解かれるであろう」。』(マタイ16:19)
 これは何も、シモンペテロ一人の特権ではない。2人また3人でもイエス様の名の元に集まるエクレシア(教会)に与えられた特権であり、また、天国の鍵束とは、共に心を合わせ祈る事である。(マタイ18:18-20)
 この特権が与えられたきっかけは、イエス様への次の信仰告白である。『「あなたこそ、生ける神の子キリストです。」すると、イエスは彼にむかって言われた、バルヨナ(ヨナの子)・シモン、あなたは幸いである。あなたにこの事を表したのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロ(ペトロス)である。そして、わたしはこの岩(ペトラ)の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力(門)もそれに打ち勝つことはない。』(17節) イエス様がシモン・ペテロにつけた名前「ペトロス」は「一つの岩」、それも、別の場所へ転がりかねない、不安定な岩である。それに対し、「教会をその上に建てる」と言われた「岩(ペトラ)」は、岩の塊、岩山、岩盤、安定して動かない耐久性のある大きな岩である。
 人から生まれた人間は、一人では、ペトロスのように弱い。いつどこに転がって行ってしまうか分からない。
実際ペテロは、十字架を前に転んでしまった。しかし私達は、イエス様を生ける神の御子キリストであると宣言し、教会に繋がるなら、決して揺るがされないペトラの上に立て上げられていく。それが、教会である。
 教会の土台石であられるキリストは、荒野の民に40年間付き添って、ずっと御霊の飲み物を提供し続けた「御霊の岩」であり(1コリント10:4)、また、人が築き上げて来た文明や帝国郡を粉々に砕いた、「人手によらずに切り出された一つの大きな岩」である(ダニエル2章)。それは、神の民には潤いをもたらす養いの岩であり、同時に、サタンや神に敵対する者達の、あらゆる文明や知恵、軍事力を粉々に砕く岩でもある。
 
 「イエスこそ生ける神の御子キリストである」という、信仰告白の土台に立った「教会」が、共に集い、御言葉を暗唱し、信じ、宣言し実行するなら、それが天国の鍵束を運用する事である。その鍵は、ハデス(死の世界)の門より強力である。コロナウイルスに対しては詩篇91篇という鍵を用いて、死の病の門を閉じ、主のおしえを喜びとし口ずさむ愛する聖徒には、詩篇1篇という鍵を用    いて、天の祝福の門を開くのである。
いかに死をもたらすハデスが、私達に対して口を開こうとも、それらは、生ける神の御子キリストを信じ告白する群れが、状況に応じた御言葉宣言によって、封じる事が出来るのである! それは御言葉に内在した強大な力、すなわち、天地を創造し、光と闇を切り分け、海と大空を切り分けたあの力が、働き出すからだ。
 
 私達は、この素晴らしい特権の取り扱いに、充分注意しなくてはならない。あくまでイエス様こそ主であり、神の国のことを第一にするべきだ。ペテロは、あの素晴らしい信仰告白をした直後、イエス様から「サタンよ、引きさがれ」と言われてしまった(23節)。それは、イエス様が受けるべき受難と死、復活を話しはじめられた時、ペテロはイエス様をわきへ引き寄せ、叱り(エピティマオー)、「そんな事は決してあなたにあってはなりません」と言ったからだ。主はその時、ペテロに『(あなたは)わたしの邪魔をする(スカンダロン:罪へ誘惑する)者だ。あなたは神のことを思わないで、「人のこと(複数形)」を思っている。』(23節) と言われた。
 今、この世が混沌無秩序になってしまっている理由は、神から離れた人間の好き勝手が野放しで、まかり通っているからであり、私達までもが、与えられた特権を乱用して、サタンの手助けをしてはならない。
 この混沌の闇となってしまっている世界を、秩序ある世界へと戻すために、私達・教会は、神の言葉を正しく暗唱し、宣言し、実行するべきである。そうするなら、開いていたハデスの門は閉じ、またあらゆる敵の企みは打ち破られ、闇に光をともし、混沌に秩序をもたらす者として、用いられる。御言葉を正しく宣言し、神の秩序をこの世に回復して行く皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!
 

 金曜徹夜祈祷会

人生のハンドリングを主に明け渡せ(ヨハネ3:1-8)

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 ホセア書 講解説教 水曜夕礼拝

浮気心の者、主に帰れ(ホセア10章)

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 エゼキエル書 講解説教 水曜昼礼拝

主の栄光が去ってしまうイスラエル(エゼキエル10章)

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詩篇 講解説教

イエス様と教会をあらわす詩篇(詩篇68:19-35)

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・詩篇68篇は、まさに主イエス様をあらわし、また教会をあらわす詩篇である。
 
68:19 日々にわれらの荷を負われる主はほむべきかな。神はわれらの救である。〔セラ
68:20 われらの神は救の神である。死からのがれ得るのは主なる神による。
・「救」のヘブライ語はヤーシャ、「神はわれらの救である」は、「イエシュアテヌー」という一言であらわされる。
・「イエシュア」はヘブライ語のイエス様の名前である。
・すなわち、イエス様の名の意味は、「神は救い」である。
・「日々にわれらの荷を負われる主」と書いてある通り、イエス様は言われた。
マタイ11:28 すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
・「また、死からのがれ得るのは主なる神による」と書いてある通り、イエス様は永遠に死を滅ぼし、私達を死から救ってくださるお方である。
 
詩篇68:21 神はその敵のこうべを打ち砕き、おのがとがの中に歩む者の/毛深い頭のいただきを打ち砕かれる。
・主は敵を、すなわち「おのがとがの中に歩む者」を打ち砕かれる。
 
68:22 主は言われた、「わたしはバシャンから彼らを携え帰り、海の深い所から彼らを携え帰る。
・バシャンは、  ヨルダン川の東、ヤボク川からヘルモン山までの間、ゲネサレ湖からハウラン山脈までの間の地帯で、肥沃な地として知られ、強い雄牛、高い木などが語られている。そこから、傲慢な意味合いで語られる事が多い。
・主は、私達を傲慢から、また死から救い出し、贖い出される。
 
68:23 あなたはその足を彼らの血に浸し、あなたの犬の舌はその分け前を/敵から得るであろう」と。
・まさに啓示録に記されている。
黙示録19:13 彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
19:14 そして、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
19:15 その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
・・・
19:19 なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。
19:20 しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
19:21 それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口から出るつるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた。
 
詩篇68:24 神よ、人々はあなたのこうごうしい行列を見た。わが神、わが王の、聖所に進み行かれるのを見た。
68:25 歌う者は前に行き、琴をひく者はあとになり、おとめらはその間にあって手鼓を打って言う、
・「行列」はハリーカー、歩む人達、マーチする人達で、ハーラフ(歩む)が元である。
・ダビデは、将来、神とともに歩む人達が、教会で色々な楽器を使って主をほめたたえ賛美している様を、幻で見たのかもしれない。
 
68:26 「大いなる集会で神をほめよ。イスラエルの源から出た者よ、主をほめまつれ」と。
68:27 そこに彼らを導く年若いベニヤミンがおり、その群れの中にユダの君たちがおり、ゼブルンの君たち、ナフタリの君たちがいる。
・ベニヤミン、ユダは、南ユダ王国の民族で、イエス様が歩まれた時代にエルサレム近辺に多くいた民族である。パウロもベニヤミンの末裔だった。
・ゼブルンとナフタリは、イエス様が福音を開始された場所、福音が広まっていった所である。
 
68:28 神よ、あなたの大能を奮い起してください。われらのために事をなされた神よ、あなたの力をお示しください。
68:29 エルサレムにあるあなたの宮のために、王たちはあなたに贈り物をささげるでしょう。
68:30 葦の中に住む獣、もろもろの民の子牛を率いる雄牛の群れを/いましめてください。みつぎ物をむさぼる者たちを足の下に踏みつけ、戦いを好むもろもろの民を散らしてください。
68:31 青銅をエジプトから持ちきたらせ、エチオピヤには急いでその手を/神に伸べさせてください。
 
・国々は主の栄光を見て、主を求めて集まってくる。
イザヤ45:14 主はこう言われる、「エジプトの富と、エチオピヤの商品と、たけの高いセバびととは/あなたに来て、あなたのものとなり、あなたに従い、彼らは鎖につながれて来て、あなたの前にひれ伏し、あなたに願って言う、『神はただあなたと共にいまし、このほかに神はなく、ひとりもない』」。
 
68:32 地のもろもろの国よ、神にむかって歌え、主をほめうたえ。〔セラ
68:33 いにしえからの天の天に乗られる/主にむかってほめうたえ。見よ、主はみ声を出し、力あるみ声を出される。
68:34 力を神に帰せよ。その威光はイスラエルの上にあり、その力は雲の中にある。
68:35 神はその聖所で恐るべく、イスラエルの神はその民に力と勢いとを与えられる。神はほむべきかな。
 
・主は栄光を受け取られる。私達の賛美の内に住まわれ、御力を表してくださる。
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