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主は兄弟達の「一つさ」に、とこしえのいのちの祝福を命じられた。(詩133)
主はいのちを養い、はぐくみ、建て上げ、一つにするお方であるのに対し、悪しき者は告発し、いのちを食 い散らし、兄弟姉妹を相争わせ、憎しみを増長させる。
兄弟姉妹の中に悪しき者が入り込む事があるが、その見極めは結ぶ実によって(マタイ7:15−20)、また、 罪の内をあえて歩み続けようとするか(1ヨハネ3:10)によって分かる。
犬は吐いた物に戻り、豚は尊い真珠を踏みにじり、真珠を与えた者に向かって引き裂く。(マタイ7:6) 見極めのために、偽りやニセモノについて知識を蓄える必要は無く、ただホンモノの真理に親しみ、ホンモ ノなるお方に触れていれば、偽りが来た時に感覚で分かるようになる。
ホンモノの主であるイエスは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つために来た方である。
対して盗人は、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのために来る。(ヨハネ10:10)。
悪しき者は人を試み、告発し、騒ぎ立て、姦淫の現場で捕らえた女を宮にまで引きずり立てた者達(ヨハネ 8:1-11)のように、良心で痛んでいるクリスチャンの痛みさえも逆に利用して、攻める道具へと代える。
イエスはどういうお方か。
罪を糾弾する事をせず、罪を覆い、赦す。
このイエスの品性の内に養われている内に、私達は聖なる者と汚れた者の違いを感覚で分かるようになる。
悪しき者からの攻撃を受けた時は、本来の権威に戻り、真理のみことばを宣言する。 私の立場: キリストとともに生かし、キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせ てくださいました。(エペソ2:6)
敵の立場: 彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、 彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。(黙示録20:10)
週報左にあるリストは、キリストにあってあなたがどのような立場にあるかを宣言するのに有用である。
霊的な立場としてはキリストにある者は勝利の側、サタンは敗者の側にあり、権威的な上下関係にある。
王様ゲームの勝利者のように、主に在る者はサタンにイエスの名によって何でも命令できるのだ。 そうでないかのように見えるのはなぜか。
それは、偽りを吹き込まれており、恐れに囚われているからである。
悪魔がキリストにある者に対してできるは、思いの中に吹き込む「恐れ」や「偽り」であり、それ以上の事は神 の許可なしにはできない。
ゴキブリが出るとその部屋に入れない女性がいるが、ゴキブリには女性を部屋から閉め出す物理的力も権 威も無いのに、なぜ女性は部屋から閉め出されてしまうのか。
それは、彼女自身のゴキブリに対する恐れや、ゴキブリに触れると多大なダメージを受ける、といった、偽り の思い込みが原因であり、立ち向かわないままでいると、部屋はゴキブリに占拠されっぱなしのままである。
私達はサタンに対してそうであってはいけない! 悪魔に対する対抗手段は「神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあな たがたから逃げ去ります。」(ヤコブ4:7)
この順番が重要である。
そしてエペソ6章の霊的武具を取り、御言葉の剣を持って立ち向かい、足の下に踏みにじるべきである。
霊的な武具の扱い方を教えて下さいと祈れば、主はきちんと戦い方を教えて下さる。
実は私は、その祈りを先週月曜朝に行い、土曜までに学んだ事は、まず、悪しき者は御言葉を極端に嫌う という事と、悪しき霊を叱る祈りは、例え耳に聞こえることばに出さなくても、遠隔地にあったとしても、きちん と効果がある、という事だった。
確かにサタンは色々な手を使って攻撃してくるが、主に在る私達にとって、サタンの攻撃は、より成長する ためのネタにすぎなくなるのだ。