メッセージ - 大切なのは自分の評価ではなく「神様がどう評価しているか」(士師記6:33-40) 早天祈祷会 2026年2月25日(Wed)
大切なのは自分の評価ではなく「神様がどう評価しているか」(士師記6:33-40) 早天祈祷会 2026年2月25日(Wed)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 定期祈祷会メッセージ
- 執筆 :
- pastor 2026-2-25 5:50
大切なのは自分の評価ではなく「神様がどう評価しているか」(士師記6:33-40) 早天祈祷会 2026年2月25日(Wed)
Youtube
【概要】
ギデオンは、神様からの使命に不安を感じ、羊の毛を使ってしるしを求めました。神様はその求めに優しく応えてくださいました。私たちも不安な時は一人で考え込まず、イエス様に話し、神様と二人三脚で歩むことが大切です。
【聖書箇所】
士師6:33-40、創世24:13-27
【AIによる文字起こし】
2026年2月25日
皆さん、おはようございます。今日、神様からいただく恵みの言葉は、旧約聖書の「士師記」6章33節から40節です。
物語は、ミディアン人やアマレク人といった敵の軍勢が連合して攻めてきて、イスラエルの谷に陣を敷いたところから始まります。この時、神様の霊(聖霊)がギデオンという人を包み込みました。ギデオンが角笛を吹き鳴らすと、アビエゼル人たちが集まってきて彼に従いました。
まず、私たち自身のことから考えてみましょう。ギデオンという人は、最初から強かったわけではありません。実はとても弱い人でした。敵であるアマレク人たちを恐れて、見つからないように酒ぶね(ブドウを絞る場所)の中に隠れて、こっそり麦を打っていたような人です。そんな彼に、神様は現れて「大勇士よ(勇ましい人よ)」と声をかけられました。
ここから分かる大切なことは、私たちが「自分で自分をどう評価するか」は、神様の前では全く関係ないということです。「私は弱い」「経験がない」「若い」「過去にこんな悪いことをした罪人だ」……そんな自分への評価は、神様があなたを呼び出す時には一切関係なくなります。
大切なのは、「神様があなたをどう評価しているか」、これだけです。聖書には、神様は皆さんのことを「私の目には高価で尊い」と言っておられます。「私はあなたを愛している」と書いてあります。だったら、私たちは自分で自分の価値を下げる必要なんてありません。神様が「高価で尊い」と言ってくださるなら、「はい、そうですか。私は神様の目には尊い存在なんですね」と、素直に受け入れればいいんです。神様の言葉に対して「アーメン(その通りです)」と同意すること、これが神様の前で最も正しい態度です。
さて、ギデオンの話に戻りましょう。神様の霊に導かれて角笛を吹くと、およそ3万3千人もの人々が集まりました。今まで家の中で一番小さい者として生きてきた彼が、いきなり3万人のリーダーになったのです。見たこともない景色、経験したことのない道を進むことになります。
これは、パラグライダーをする時の感覚に似ているかもしれません。私も経験があるのですが、パラシュートのようなものを背負って山の斜面を走り出すと、風を受けて体が浮き上がります。今まで地面を踏みしめていた足の下から地面がなくなり、高い空中に放り出されるんです。下を見ると怖くなります。でも、風に乗って上昇していくと、だんだん「ああ、気持ちいいな」と思えるようになるんです。
神様の計画に従って歩み出す時も同じです。今まで自分の経験や予測でしっかり踏みしめていた地面がなくなり、足の下に未知の世界が広がるような感覚になります。不安や恐怖を感じるかもしれません。でも、そんな時こそ大切な合言葉があります。それは「思案せずにイエスに話せ」です。
不安になってもいいんです。ただ、自分一人であれこれ考え込んで(思案して)、悩んでしまってはいけません。イエス様に話すのです。ギデオンもそうしました。彼は正直に神様に言いました。「もし、あなたが言われた通り、私の手でイスラエルを救ってくださるなら、私にしるしを見せてください」と。
ギデオンは羊の毛を使ってしるしを求めました。「一頭分の羊の毛を地面に置きます。もし、羊の毛だけが露で濡れていて、周りの地面が乾いていたら、神様が私を使ってくださると信じます」とお願いしました。
翌朝、見てみると本当にその通りになっていました。羊の毛を絞ると、鉢がいっぱいになるほどの水が出たのです。周りの地面は乾いているのに、です。
しかし、ギデオンはまだ不安でした。そこでもう一度、正直に神様に言います。「神様、怒らないでください。もう一度だけ試させてください。今度は逆に、羊の毛だけが乾いていて、周りの地面だけが露で濡れているようにしてください」。
神様はその夜、その通りにしてくださいました。
ギデオンは神様を疑ったのではありません。彼は「しるしを見せてくれれば、神様がなさろうとしていることが私によく分かります」と言いたかったのです。神様は、ギデオンが不安であることを知っておられました。だから、彼が納得して安心できるまで、何度もリクエストに応えてくださったのです。
私たちも人生の分かれ道で、「本当にこの道でいいのだろうか?」「神様の御心にかなっているだろうか?」と不安になることがあります。そんな時、一人で計算したり悩んだりせずに、イエス様に話しかけてください。「神様、もしこれが正しい道なら、分かるようにしるしをください」と求めてもいいのです。神様と交わりを持つこと、神様に聞くこと、それが一番大切です。
聖書の別の箇所、創世記24章にも、似たような話があります。アブラハムのしもべが、主人アブラハムの息子イサクのお嫁さんを探す旅に出た時のことです。彼は不安の中で祈りました。「神様、どうか主人のために恵みを与えてください。私が泉のほとりで水を汲みに来た娘に『水を飲ませてくれ』と頼んだ時、『どうぞ。あなたのラクダたちにも飲ませてあげましょう』と言ってくれる人がいたら、その人こそ神様が選んだお嫁さんだと分かるようにしてください」と。
ラクダというのは、ものすごい量の水を飲みます。一頭でお風呂の水ぐらいたくさん飲むのです。それを何頭分も汲んであげるなんて、大変な重労働です。でも、リベカという女性が現れて、まさにその通りにしてくれました。しもべはすぐに神様を礼拝し、感謝しました。
彼もまた、行き当たりばったりで決めるのではなく、ピンポイントで神様に求め、神様に話しかけたからこそ、平安を得ることができたのです。
今日、皆さんに覚えていてほしいのはこれです。
神様が示されたレールの上を走っていても、不安になることはあります。でも、その時「思案せずにイエスに話す」なら、人間の考えをはるかに超えた平安が与えられます。自分の心の内を神様に知っていただくのです。
一番良くないのは、神様に相談せずに、自分の考えだけで「自分はダメだ」「無理だ」と判断してしまうことです。昔、エジプトから脱出したイスラエルの民は、約束の地を目の前にして、そこにいる敵が強いのを見て怖気づき、「エジプトに帰ろう」と言い出しました。彼らは神様に相談せず、不平不満を言い、結局約束の地に入れませんでした。
神様が「行きなさい」と言われたら、行く。もし不安なら、神様に話す。時にはしるしを求める。そうすれば、神様は皆さんが安心するまで付き合ってくださり、道を示してくださいます。
イエス様との二人三脚で、一歩一歩進んでいきましょう。
【結論】
自分一人で思い悩む(思案する)のではなく、どんな不安も正直にイエス様に話しましょう。ギデオンのように神様にしるしを求めても良いのです。神様は親切に答え、私たちに平安を与え、共に歩んでくださいます。神様との対話を大切にし、示された道を信頼して進んでいきましょう。
