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大地が喜んで実りを結ばせるために(創世記1:24-31)
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本日は収穫感謝祭、主があらゆる良き産物を実らせ、私たちに与えて下さった事を感謝する日である。
人は、大地の実りに喜び沸き立つが、実は全被造物は、キリストにある人々のために創られたのであり、神はその事を、世界の創られる前から既にご計画しておられた。(マタイ25:34、ヨハネ17:24、黙示録13:8)
「神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。」(エペソ1:3-5)
神はまさに、人が居住すべき環境を整えるために六日間を通して、全世界という大舞台を整えた。この創造の六日間は、第一日は第四日に、第二日は第五日に、第三日は第六日に対応するという「キアズム・パートナー」の関係にある。すなわち、神はまず光と闇を切り分け、天に光と闇を司る「光るもの」を設けられ(第一日・四日目)、また、大空と海とを切り分けて、空と海に生きる生き物を創られた(第二日・五日目)。
そして第三日、神は海と陸とを切り分ける事と、地の上に青草や種をもつ草や種のある実を結ぶ果樹を生えさせる事とを、行った(9−13節)。果実が分化し、増え広がる命令である。主がそのように命じられたとたん、大地からはあらゆる種類の、色とりどりな木や草を生えさせ、良き果実を実らせた。それは、第六日に創られる地上の生物達と、そして神の似姿である「人」の食料として与えられるためである。
神は第二日には「良し」を言われなかったが、その代わり、第三日には「良し」を二回言われた。
そして、第六日、神は地上を生きる生き物を創造し、また、神の似姿、神のかたちとしての「人」を創造された。『神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。』(28節)
そして神は、第三日に生えさせた大地の実りを、食物として彼らに与えられた。『神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。』(29−30節)
そして神は、神の似姿としての「人」と、全生物のために、自ら進んで祝福し、いのちが増え広がる事を応援し、その全てのいのちの営みの有様をご覧になられた結果、「はなはだ良い」と評価された。(31節)
今、世界が「はなはだ良い」状態からかけ離れているのは、人が、創造者である主の御言葉に反し、主から離れ、好き勝手に歩んでいる故だ。今、全被造物はうめきつつ、「神の子」たちの現れを待ち望んでいる。
主が「良い」と認め祝福して下さる人とは、創造者なる主の言葉を守り行い、主と共に歩む「神の子」である。
罪が入る前の人類に、主は「生めよ、増えよ」の祝福を与えたが、それと同じ祝福を受けたのがノアであり、アブラハムである。彼らに共通する事は、創造者の言葉を信じて守り行ない、主と共に歩んだ事だ。
彼らのように、父なる神様の御言葉に従って歩み、神の霊に導かれて歩む「神の子」こそ、祝福を受けるに相応しい。神は、彼らのような神の子たち繁栄し、増え広がり、地を治めていく事を望んでおられ、そればかりでなく、動物達も、大地も、全被造物も、それをうめきつつ望んでいる。(ローマ8:19,22) そして、御言葉に従順しない人には、土地はいばらやあざみを生えさせ、彼らは土地を耕して労苦して地の産物を得なくてはならない(3:17-19)。しかし御言葉に従順する人には、大地は喜びつつ作物を生じさせるのだ。
人類に罪が入る前、神は人に、全種類の実は、「善悪を知る知識の木」以外は好きなように食べて良いと言われた。御言葉に従っている間、人は一切、不足に憂う事や不安が無く、ただ神が下さった自由の中に生きていた。主に命じられる通りに行っている限りは、呪われるべきものは全く無いのだ。
全被造物は、人のために創られ、そして人は、キリストのために創られたのだ。全被造物は、人がキリストにあって贖われる事を切望し、慰められる事を求めている。もし私達が御言葉に従い、神と共に歩むなら「神の子」であり、大地も全被造物も私達を喜んで受け入れ、良いものを生えさせるが、創造主に逆らって歩むなら、地は呪われ、いばらやあざみを生えさせる。御言葉に従い、神の子として全被造物から歓迎され、キリストに喜ばれる者として歩む皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!
主に糞を捧げ、その糞を自分の顔に撒き返されてしまう者とは(マラキ書1:6-2_4)
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- pastor 2016-11-18 12:20
古き世に対して死に、天において生きた者として(コロサイ3:1-11)
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- pastor 2016-11-16 23:20
背負って疲れ果ててしまう偶像、対、私達を背負って下さる真の神(イザヤ46:1-4)
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- pastor 2016-11-16 15:10
主はくまばちを送り、手に負えない敵を根絶やしにされる(申命記7:17-26)
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- pastor 2016-11-16 12:10
星々の間をダークマターという鎖でつなぎとめ、銀河を保持しておられる神(ヨブ記38章)
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- 執筆 :
- pastor 2016-11-15 12:10
神を証しする宇宙の天体 (創世記1:14)
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週報/メッセージ(説教)概要
先週、合衆国大統領選において、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に就任する事が決まった。天声でトランプ氏が大統領になるようにと具体的に祈り出したのは9月初めからだったが、それは、彼の対立候補・ヒラリー氏の掲げる政策が、神が定めた創世記1章の祝福、すなわち、「男と女とが、産んで、増えて地に満ちて行く事」に真っ向から反するものであり、対してトランプ氏は、 妊娠中絶・同性愛に対して真っ向から反対し、さらには彼は、合衆国は建国当初のキリスト教精神に戻らなければ未来はない、と言っていた。
彼の言動には確かに色々な問題があったものの、そのような彼の未熟さは取り除かれ、彼の神様に対する誠実さによって今後の合衆国が運営されて行くようにと、祈っていたが、神様は憐みを注いで下さった。
メディアも世界も皆、ヒラリー氏が当選する、と定めていたのに、合衆国民は、トランプ氏を選んだのだ。
これで合衆国は、罪を増し加えて行く事が抑えられ、聖書に基づく価値観が推し進められていく道が開かれた。これからも、主の支配が、主のいのちの統治が、正しく全世界に増し加わって行くよう祈りたい。
この宇宙の事、地球の事、天地自然の事、そして、人の営みには、「時」があり、シーズンがある。
明日14日は、月が地球に最も接近する「スーパームーン」であるが、過去の歴史においても世界が大きく動く時は日食や月食、惑星直列などの「天のしるし」が現れる事が多かった。古来より、このような「天のしるし」と、異変・政変が起きる事の法則性を元に、占星術や占いじみた色々なものが発展して来たが、元々、太陽や月、日、星などの天の星々は、主が生きておられる事を証するためのものである事が書かれてある。
『天の大空に「光(マ・オール)」があって昼と夜とを分け、「しるし(オト)」のため、「季節(モエド)」のため、「日(ヨム)」のため、「年(シャナー)」のためになり、天の大空にあって地を照らす光となれ』(創世記1:14)
主は、昼と夜を区別するために、天に「光体(マ・オール)」を創られた。主は第一日目に、光そのもの(オール)を創られ、宇宙は光と闇とで分けられた。人は、星や銀河など宇宙から来る可視光から宇宙を観測・分析できるが、天体現象は、そうした「見えるもの」だけでは説明がつかない。宇宙空間の物体が無い所は、実は何も存在しない所ではなく、「銀河を留めて置くほど強力な引力を持つ、見えない闇の何か」が満ちていなくては説明つかないという。それは「ダークマター」と呼ばれているが、未だ解明されていない。
それは目で見る事は出来ないが、そこに存在する事は知っているという点から「風」に例えられているという。ともかく宇宙は、神が分けた光と闇で充満しており、その光も闇も、共に、宇宙を保全しているのだ。
神は光の「発光体(マオール)」を、すなわち太陽、月、星々を創られ、それらに4つの役割を与えられた。
その一つ目の役割は、「しるし(オト)」であり、これは「象徴」「しるし」、英語では「sign」と訳される。
二つ目は「季節(モエド)」、季節と訳されているが、込められている意味は「証」「約束」「証人」、すなわち、約束された出会い、約束された日、約束された時間、約束された場所など、「祭(まつり)」をあらわす。
すなわち月や日、星は、主の「証人」であり、主はそれら天体の「光るもの」を、無造作には創られず、主はイスラエルの民に、日、週、月、年ごとの祭りを行って主を覚える事を命じられた。(レビ記23章)
三つめは「日(ハ・ヨム)」、「日」と訳される事が多いが、24時間の日の他に、年、一定の期間をあらわす。
「ヨム」という単語は、13節以前に4回使われたが、この14節、天体の光るものが創られてから初めて冠詞「ハ」がつけられた。すなわち、この14節で、はじめて一日24時間という概念が生まれた、という事である。
「ヨム」は「熱」の意味が元となっている。私たちが生きる地上が光に、熱に覆われているのは、私たちを保護して下さるためだ。先の「ダークマター」の性質の一つとして、熱を発さない、という天があるが、神は冷たい闇から温かい光を取り出し(3節)、それによって地上を囲い、保ち、保全しておられるのだ。
四つ目は「年(シャナー)」、英語で「Year」、地球は太陽の周囲を、365日と5時間48分46秒で周る。
それが一年であり、だから4年に一度、うるう年がある。神の秩序は、天地が創造されて以来、狂った事は無い。ただヨシュアとイザヤの祈りを聞かれた時以外は。なぜなら太陽、月、星は、主を証するものだから。
このように主は太陽や月などの「光るものを「しるし」として、主を「証」するものとして、そして主を覚えるものとして定められた。アブラハムは夜空を見上げ、自分の子が星々のようになる事を信じ喜んだ。今、この暗闇の世を、光の子として輝かせる皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!