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主日礼拝

混沌の世を秩序立てる「カーラー」宣言(創世記1:1-8)

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週報/メッセージ(説教)概要

 テフィリンを学んだ世界中のコーエングループによる、世界同時テフィリンが、7/1、創世記1:1から始まり、今8節まで進んだ。テフィリンすると、そのわずかな節に隠されている莫大な奥義と恵みに感動し、隠されていた宝を発見したような喜びを体験する。今回、世界同時テフィリンの箇所から恵みを分かち合いたい。
 
 今の時代は、混沌として掴み所がなく、創世記1:2のように闇に覆われているような状況だ。特に2020年に入って以来、それが一層濃くなっているかのように見えるが、その状況にあっても、上では、神の霊が動いている。神は、闇に対しては光を宣言し、光と闇とを切り分け、そして世に秩序をもたらして行かれた。
イエス様を信じ神の子とされた私達は、神の子として、積極的に神のわざに参加し、実践していくべきだ。
 神は光を昼と名付け、闇を夜と名付けた。また、大空が水の真っただ中にあるようにと宣言し、上の水と下の水とに切り分け、大空を「天」と名付けた。このように、神は混沌に秩序をもたらす度に「名をつけた」が、「名づける」のヘブライ語「カーラーקָרָא」には、命名する、呼ぶ、告げְる、声に出して宣言する、暗唱する、定義づける、等の意味がある。すなわち、神が創造したものに、機能や使命、意味を付与する宣言である。
 天も地も、光も闇も、全被造物は全て神の意図通りに存在し、それぞれに与えられた使命を遂行する事によって、神の栄光を表している。そして人という存在は、他の被造物と比べると、とても特殊な存在である。
 
 人は唯一、神の似姿として、自由意思をもった存在として創造された。神の言葉に「従わない」自由さえ、与えられている。人にもカーラー宣言ができるが、正しくカーラー宣言ができる人とは、神と共に歩み、神に従順している人である。創世記2章において、まだ罪を犯していないアダムには、それが正しく出来た。
彼は、神が連れて来られた動物に名前をつけ(カーラー)、最後に、助け手として送られた女に名をつけた。
 人は、神から御言葉が与えられ、その神の言葉を暗唱し、その通りに宣言し、信じ、実行する時、神の言葉に内在している莫大な力が働き出す。人には元々、しるしや奇跡を行う力は、無い。人は元々、神を離れては、何もする事はできない。人に与えられている機能とは、神から与えられた自由意志を用いて、神の言葉に従順し、宣言し、神の意図したわざを実行する事で、そのように作られたものは、他にはいない。
 モーセは多くのしるしや奇跡を行ったかのように見えるが、モーセには元々、しるしや奇跡を行う「機能」は、無い。彼は神から言われた言葉をそのまま暗唱し、それをそのままエジプトとパロへと持って行き、そのまま宣言しただけだ。そうしたら、しるしや奇跡が起きた。しかし、神からの言葉を正しく暗唱せず、正しく宣言しなかった時、逆にパロをつけあがらせ、さらに過酷な苦役をもたらしてしまった。(出エジプト記5:3)
 今、この世が混沌無秩序になってしまっている理由は、神から離れた人間の好き勝手なカーラー宣言が、野放しでまかり通ってしまっているからであり、初代教会のような奇跡やしるしが起きない理由は、御言葉をそのまま暗唱して正しく伝える事があまりに乏しいため、世の”パロ”をつけ上がらせてしまっているのだ。
 
 人が神の言葉を信じ、暗唱し、宣言した時、御言葉に内在した強大な力、すなわち、天地を創造し、光と闇を切り分け、海と大空を切り分けた、あの力が、働き出す。これが、神と人とのコラボレーションである。
 神がコラボレーションして、全被造物を動かす事ができるのは、唯一、人間だけだ。私達に与えられた分は、神の言葉を暗唱し、信じ、宣言する事である。そうするなら、御言葉に含まれている機能を、全部、主が行ってくださる。だから私達は、知るべきである。御言葉を信じて宣言することがどれほど凄いことかを。
 悪魔サタンは、人に与えられたこの莫大な特権を使わせないために、神の言葉を正しく宣言させないように、という点に、一番注力する。エバはまんまとそれに引っかかってしまい、結果、サタンをつけあがらせ、世は混沌状態となってしまった。これに対抗するには、正しく御言葉を暗唱しなくてはならない。初期の頃のモーセのように”パロ”を、すなわち、世の力を恐れて御言葉をぐらつかせ、つけあがらせてはならない。
 
 この混沌の闇となってしまっている世界を秩序ある世界へと戻すには、私達・神の子達が、正しく神の言葉を暗唱し、宣言し、実行する事による。そうするなら、闇の中に光をともし、混沌に秩序をもたらし、死の海の中の真っただ中に、大空を入れた、あの神の莫大なパワーが働き、神のパーフェクト、ビューティフル、グッドが、実体化される。御言葉を正しく宣言し、神の秩序をこの世に回復して行く皆さんでありますように!
 

 金曜徹夜祈祷会

カーラー(呼ばれた)宣言(創世記5:1-2)

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 ホセア書 講解説教 水曜夕礼拝

害をもたらす人は子が生まれないよう祈るべし(ホセア9章)

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 エゼキエル書 講解説教 水曜昼礼拝

邪悪な事に悲しんでいる人達と邪悪な者達とを区別される主(エゼキエル9章)

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 早天礼拝

御言葉の全てから、イエスを見出し、伝えたパウロ(使徒13:13-41)

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聖霊に送り出され、聖霊に導かれ、聖霊によって働く教会(使徒13:1-12)

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主日礼拝

神から計り与えられた、誠実を養うべき時(創世記40章)

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賛美集会〜第二礼拝 Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 
 主は、この不正と災いに満ちた時代に、御手をのべて介入したい、と願っておられるが、出来ないでいる。
今まで主は「人という器」を用いて、時代に介入されて来たが、現代、主は介入したくても、器がいないから、それができない。主から大いに用いて頂く器となるためにどうすればいいか。引き続きヨセフから学びたい。
 
 ヨセフは正直である故、また潔白を貫いた故に、ポテファルの妻から濡れ衣を着せられ、牢屋に入れられてしまった。世の人は、これを「正直者は馬鹿を見る」と言うかもしれないが、そういう価値観の人は、神から大きく用いられる器ではない。主は、きよい器をこそ用いられるからである。ヨセフは、与えられた仕事は、奴隷仕事であっても、監獄であっても、誠実に行ったため、やる事なす事全て祝福された。その事で得た特権や信頼、金銀を、彼は、脱獄や暴動といった自分勝手な方向には用いず、むしろ、与えられている小さな持ち場で、誠実に住み、そこの権威に忠実に従う、という方向に用いた。それで神は、彼を後にエジプト一国という、「大きな持ち場」を任せ、そしてイスラエルの全家族を救い養うという大役が任せられた。
  『さて獄屋につながれたエジプト王の給仕役と料理役の二人は一夜の内にそれぞれ意味のある夢を見た。』(5節) それまでヨセフは、牢屋という狭い世界にいたため、主が与えた夢を解き明かす賜物を発揮する機会は、ほぼ無かった。狭い世界に閉じ込められている故に、与えられている霊的な賜物が発揮できずにいる事を、人はもどかしく思うかもしれないが、主は、誠実を養う人のために、時を計っておられる。
 
 『彼らは言った、「わたしたちは夢を見ましたが、解いてくれる者がいません」。ヨセフは彼らに言った、「解くことは神によるのではありませんか。どうぞ、わたしに話してください」。』(8節) ヨセフは、自分に与えられた賜物は、神からのものであり、それを用いるのは、神の栄光を現すためだ、と公言していた。
 献酌官長が夢の内容を語った時、ヨセフはその夢を見事に解き明かした。すなわち彼は、三日目に開放され、元の地位に戻る、と。そこでヨセフは献酌官長にお願いする。ここから出た暁には、パロに自分の事を話して、ここから出られるように計らってほしい、と。『わたしは、実はヘブル人の地からさらわれてきた者です。またここでもわたしは地下の獄屋に入れられるような事はしなかったのです」。』(14-15節) 
ヨセフは「兄のせいで」とか、「ポティファルの妻のせいで」などと、人のした悪は言わず、ただ「わたしはここに入れられるような事はしなかった」とだけ言った。地を相続するのは、平和な人なのである。(マタイ5:5)
 また、調理官長も、自分の夢をヨセフに語った。その夢の解き明かしは、調理館長には災いの内容だったが、それでもヨセフは、神から与えられた事をそのまま正直に伝えた。私達も、神から与えられた事は正しく伝えなくてはならない。たとえ災いだとわかっていても。彼がこの時、正直に伝えたからこそ、彼には確かに神の力が宿っている、と、パロに伝えられたのだ。世の中が、いかに「正直者はばかを見る」と評価しても、神の国は「正直な人は地に住みつき、潔白な人は地に生き残る。」(箴言2:21)のだ。
 
 果たしてヨセフの解き明かしの通りの事が、二人の身に起きた。しかし献酌官長は、ヨセフから頼まれていた事を、すっかり忘れてしまった。あれだけ生々しく、他方の首が飛んで、自分は助かった、というのに。神は物事を成し遂げるために、人の心からすっかり忘れさせたり、また思い出させたりできる方である。
もしこの時、献酌官長がヨセフの願いを忘れておらず、実行し、ヨセフが釈放されていたら、彼はきっと、あの問題だらけの父や兄達の所に帰って、全てを父に正直に伝え、一悶着を起こして、問題だらけの家で一生、羊飼いとして過ごしていたかもしれない。しかし、それは御心ではない。しっかり神の家族の問題が解決され、清められ、より優れた仕事をし、より優れた民族、王国へとなって行く事が、主のご計画なのだ。
そのためにヨセフは、まだまだ、彼が望まない監獄に、居続けなくてはならなかった。そのような時期がある。
 私達も今、目の前の現実において、牢獄のような狭い世界で、つまらないと見られる事を任されていたり、賜物を発揮できないような状況にあるとしたら、与えられている目の前の仕事を、主にあって誠実に為すべき時である。小さな事に忠実であり続けるなら、さらに大きなことが任されるからである。(ルカ19:17)
 目の前が牢獄であっても、主はきよらかに透き通った天から見ておられ、時を計って、栄光に満ちた未来を用意しておられる。主がおられる天の雰囲気、天の清らかさ、天のすがすがしさをいつも忘れず、どんなに悪の状況でも、そのきよさを失わない皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

 金曜徹夜祈祷会

世の強者に蹂躙され続ける人と、世に勝利して分捕る人の違い(1サムエル記17:1-37)

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 エゼキエル書 講解説教 水曜昼礼拝

主の面前で忌み嫌うべき事をしたエルサレムの人々(エゼキエル8章)

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他の引用箇所
レビ記1:10-11
2コリント6:14-18
 

 ホセア書 講解説教 水曜夕礼拝

厳しい叱責の箇所から得る恵み(ホセア8章)

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